先日ご紹介した4シリーズカブリオレがついに日本でも正式に発売されました。

BMW 4シリーズカブリオレ 日本でも発売開始

BMW 420i カブリオレ G23 日本で発売か?

BMW JAPANは4シリーズカブリオレを正式に日本でも販売開始すると発表しました。

過去4シリーズカブリオレ(3シリーズカブリオレ含む)では最上級グレードのみの販売でしたが、今回は420iとM440iの2つのグレードを日本で販売することになりました。

4シリーズカブリオレ G23は既に販売が開始されている4シリーズクーペ G22のルーフを取り除いたオープンモデルとして登場します。

よって各グレード共に対応するクーペモデルと基本装備、スペックなどは基本的には同一になりますので、最新の運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっています。

またカブリオレの特徴であるルーフは先代のハードトップからソフトトップへ変更され、デザイン性向上と軽量化を行うことが出来ました。

そしてそのソフトトップはクローズ状態から約18秒で開閉することが可能なり、より軽快にオープン走行を体験することが可能になっています。

BMW 4シリーズカブリオレ G23は420iとM440iの2つのグレードが用意

  • BMW 420i Cabriolet:¥ 6,410,000(¥5,770,000)
  • BMW 420i Cabriolet M Sport:¥ 6,960,000(¥6,320,000)
  • BMW M440i xDrive Cabriolet:¥ 10,890,000(¥10,250,000)

*( )はクーペの価格

今回4シリーズカブリオレ G23に設定されたグレードは3つです。

420i無印、420i MSport、M440iの3ですが、420i無印はカタログ価格の最低価格を引き下げることが目的の設定だと思いますので、実質的には420i MSport、M440iの2つのグレードが設定されたということになります。

クーペとの価格差は420iが約64万円、420i M Sportが約64万円、M440iも約64万円とグレードに関係なく一律64万円高い設定になっています。

2シリーズカブリオレのクーペとの価格差が約100万円あったことを考えるとカブリオレ化に伴う価格上昇分は思ったほど高くないように思えます。

以前私が予想した価格は420i M Sportで700万円オーバーだったことを考えると、思いの外BMW JAPANはがんばった価格設定をしてきた、と言えると思います。

過去4シリーズカブリオレ(3シリーズカブリオレ含む)は最上級グレードのみの設定だけだったので軽く1000万円する価格になっていたことを考えると、今回の4シリーズカブリオレは購入しやすい価格になったと言えます。

BMW 4シリーズカブリオレ G23の主な安全装置

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能

BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能。

「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム。

安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」

高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備。

  • アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
  • レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)
  • レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
  • ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
  • サイド・コリジョン・プロテクション
  • 衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)
  • クロス・トラフィック・ウォーニング
  • ペダル踏み間違い急発進抑制機能

という機能が装備されている。

リバース・アシスト機能

車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能。

これらの安全装置はG22型4シリーズクーペと同様の安全装置であり、カブリオレと言えども快適性だけではなく、安全面にも力を入れているモデルということになります。

安心してオープンクルーズを体験できる装備が最安値の420iからM440iまで装備されているのは、うれしいですね。

【引用・参照元】