アウディTT 8Sのマイナーチェンジモデルが発表されました。

フロントグリルがTTRS風のハニカムデザイン

まずはエクステリア関係の変更点から。

最大の特徴はフロントグリルが前期型TTRSに採用されていたハニカムデザイン風のフロントグリルに変更されています。(恐らくTTS及びSラインパッケージ車のみ)

前期型のアウディTTの場合、TTRSのフロントグリルへ変更するのがカスタマイズ的にも流行っていましたが、後期型はすべてハニカム型のフロントグリルに変更される模様。

フロントバンパーもより大型なエアインテークに改められて前期型に比べるとよりスポーティーな印象へ進化しています。

Sラインパッケージの方がより攻めたデザインに変更されています。

フロントバンパーのエアインテーク部分にシルバーのアクセントが施されたことでベースグレードとの差別化を今まで以上に強調する形になっています。

またリアバンパーにも今まで存在しなかったエアインテークが設置され、リアディフューザーのデザイン、色も大きな変更が施されているのが写真を見れば一目瞭然です。

その他ではアルミホイールのデザインも一新され、後期型としての差別化をさらに引き立てる結果になっています。

エンジンラインナップは2Lガソリンエンジンに統一

現状はTTRSは発表されていないので割愛しますが、それ以外のエンジンはすべて2Lガソリンエンジンに統一。

1.8Lやディーゼルエンジン(日本未導入)は廃止されます。

  • アウディTT 40:196ps
  • アウディTT45:245ps
  • アウディTTS:306ps

このように「40」や「45」というグレードが設定され、さらに上級グレードのTTSが存在する構成になります。

この新しい名称である「40」や「45」というのは何を意味するかは今の所不明です。

ガソリンエンジン車ということを考えるとすべてが2Lエンジンに統一され、コンピュターのチューニングによって馬力を調整するという今風なエンジンラインナップに変更されたことはユーザーにどの様に受け入れられるか?

なお、トランスミッションは6速MT(日本未導入)と新開発の7速Sトロニックが採用されるとのこと。

アウディTT ロードスター にはブラック以外にもグレーのソフトトップも

オープンモデルであるアウディTT ロードスターにはソフトトップがブラック以外にもグレーが選択可能になるとのこと。

欧州ではハードトップと同じぐらいにソフトトップのアウディTTが人気のようで、個性的なカラーを選択するオーナーのリクエストに応えた形になったと思われます。

それ以外にはすべてのグレードにバーチャルコクピットや安全支援装置が標準で装備される模様。

しかしながらアクティビティクルーズコントロールはの装備は今回も見送られていると思われるのが個人的には残念です。

エンジンがすべて2Lに統一されたこと、安全支援装置がすべてのグレードの標準装備されたことから車両価格も若干アップする予定です。

アウディTT 8Sは過去のアウディTTに比べると価格が上昇したことで人気が低迷していると考えられるので、若干とはいえ価格がアップするのは販売に影響がでると思います。

予定販売価格はTTクーペが約3万5000ユーロ(約458万円)から、TTロードスターは約3万7500ユーロ(約491万円)ですが、標準装備が違うためあくまでも参考価格になります。

【引用・参照元】

https://www.autocar.jp/news/2018/07/19/304589/

https://carsmeet.getnavi.jp/2018/07/19/71443/