車の盗難防止にAirTagは必需品なのか?高級車だけではなくネオクラッシックな国産車までもが盗難される危険性が高まった日本では、愛車を盗難から守るための道具としてAirTagを装備する必要があるのでしょうか?

AirTagで盗難されたBMWを発見する

カナダ人のBMWオーナーは約6か月前に車にAirTagを取り付けることにしました。

他の人がAirTagを使って盗まれた車を取り戻す話を聞いて、29ドルの投資に値すると考えたそうです。

それまで、彼はAirTagの存在自体を知りませんでした。

カナダ人のBMWオーナーは、彼が息子の世話をしている最中に急いで車を降り、運転手の窓を下げたままにしてしまったことが車が盗難された原因と述べています。

これが泥棒が車を一晩で盗むのに必要な条件だったということです。

翌朝、カナダ人のBMWオーナーはFind Myアプリをチェックし、それが通りの向かいのモーテルにあることを知り、その道すがら警察に電話しました。

警察はモーテルに到着したときに車と一部のものを除いた所持品を回収することができました。

AirTagは車の盗難防止に役立つのか?

AirTagはiPhoneユーザーであえれば誰でも使用することができる便利な忘れ物捜索装置です。

本来は財布や家の鍵に取り付けることで、財布や家の鍵をどこで落としてしまったのか?を探すことができる便利グッズです。

財布や家の鍵を落とした場合に、その所在を調べることができるのであれば、財布や家の鍵だけではなくもっと大きな、もっと高級な商品を紛失した際にも利用できます。

その最大の落とし物?(この場合は盗難ですが)が車ということになります。

広大なショッピングセンターの駐車場に車を駐車して、どこに自分の車を駐車したのか?を調べる際にもAirTagは有効に機能します。

であれば、ショッピングセンターの広大な駐車場以外にも、別の場所に車が勝手に移動してもAirTagが取り付けられた車を見つけることが可能です。

よって、車の盗難防止にAirTagは一定の効果があることが分かります。

AirTagを車のどこに設置するのか?

車の盗難防止にAirTagを使用するのであれば、AirTagは他人が車内を見渡してもAirTagの存在に気づかない場所に取り付ける必要があります。

決してダッシュボードの中やセンターコンソールボックスにAirTagを置くことは得策ではありません。

なぜならば、盗難車の犯人は既に車にAirTagが設置されているかもしれない、と車内を探し回ることが予想されるからです。

よって、AirTagの車内の設置場所に最適な場所の1つは車のシートの下や内装の内側に設置するのが安全で確実です。

または、トランクの中にある工具箱などの中に仕込ませるのも良い方法ですが、盗難中に工具箱を取り出さられると意味がありません。

よって、トランクの中でも内装の内側やテールランプのカバーの内側などに設置するのが確実です。

AirTagを車の中に設置すれば盗難防止につながる訳では無いので、AirTagの設置場所にお気を配ることが大切だと思います。

【引用・参照元】