BMW 3.0 CSL 購入する方法世界限定50台しか製造販売されなかったBMW M社50周年記念モデルの1台であるBMW 3.0 CSLが早くもオークションに出品される模様。

BMW 3.0 CSLとはどんな車なのか?

BMW 3.0 CSL G82が公式発表 日本で販売される予定は?

BMW 3.0 CSLはBMW M社の創立50周年記念モデルの1台と製作販売された車です。

世界で50台しか製造販売されず、かつ購入に関しては誰でも購入できるものではなく、概ねBMWがBMWに過去貢献してきたであろう人のみに販売することを制限した車両です。

基本的には現行型のBMW M4クーペ G82をCSLの名のもとに軽量化し、フロントエンジン、リアドライブ、6速MTしか設定しないというクラシカルな面と最新のテクノロジーによって作り上げられた至宝の1台です。

デザイン的にはベース車両のBMW M4クーペ G82に近いデザインですが、エンジン、ボディ、シャシー内装なども基本的には全てハンドメイドで作られた、まさに工業製品としての芸術的な車両の1台となっています。

よって、購入者は厳選され、転売などに関しても厳しい契約が取り交わされていると言われているBMW 3.0 CSLが発売後数ヶ月でオークションに出品されることは異例という他はありません。

日本人ではBMW 3.0 CSLは誰が購入したのか?

世界限定50台 日本円で1,3億円のBMW 3.0 CSL G82は日本に何台あるのか?

そのような非常にスペシャルなBMW 3.0 CSLという車両ですが、日本人は購入したのでしょうか?

確実に日本人で購入したことが確認できているのはBMWのカスタムとチューニング、そしてレーシングチームを運営しているスタディの鈴木会長です。

完全に会社の広告塔として、世界中で1番BMW 3.0 CSLの情報を発信しているのがスタディの鈴木会長なのかもしれません。

スタディがこのBMW 3.0 CSLを購入するためのかかった費用が1億円を超えるということなので、まだまだ広告塔として活躍しないと元が取れないということになりそうです。

それ以外の日本人でBMW 3.0 CSLを購入した人は、公式には確認できていません。

噂レベルではBMW CLUB JAPANの会長が購入されたという話とBMW JAPANの社長が購入されたという話を聞きましたが、基本的には表に出てこない情報なので、信憑性は未確認です。

今回オークションに出品されるBMW 3.0 CSLの価格は?

今回世界的な美術品などのオークションとして知られるサザビーに出品されたBMW 3.0 CSLですが、出品者はフランス、カンヌのBMW バイエルン・アベニューディーラーが販売したものとのこと。

ただし、サザビーのサイトを良く読むと・・・

フランス、カンヌのバイエルン・アベニューSASから委託所有者によって注文されたものである。

と記載がありますので、ひょっとしたら運良くBMW 3.0 CSLの購入権利を獲た人が、やむを得ない状況で購入できなかった(キャンセルした)車両?かもしれません

よって、BMW正規ディーラーがこのような貴重な車をオークションに出品してBMW AGは承諾しているのかもしれません。

ちなみに出品されたBMW 3.0 CSLのシリアルナンバーは50台中の44番目の車体となっています。

そして、走行距離計はわずか63kmですので、間違いなく一般道は走行していない車両と思われます。

この車は一度も登録されておらず、適合証明書のみが提供されていることに注意してください。

このような但し書きがあるので一般公道では走行したことがない1台ということになります。

落札予想価格は、80万ユーロから120万ユーロ(日本円でおよそ1.28億円〜1.92億円)となっていますので、スタディの鈴木会長が口外している価格が本当であれば、思った以上に高くない価格で落札できそうな気がしますが、皆さんはどう思われるでしょうか?