BMW 550e xDrive、483 HP アメリカ 発売日本では、まだEV(電気自動車)と4気筒のエンジンしかラインナップされていない新型BMW 5シリーズ G60ですが、アメリカでは550e xDrive G60も発売が開始される模様です。

アメリカでBMW 550e xDrrive G60が発売

2024年モデルイヤー向けに新しいプラグインハイブリッドバージョン「550e xDrive」を導入することで、米国で提供されるBMW 5シリーズのラインアップが拡大される予定です。

BMWが公開した詳細によれば、550e xDriveには6気筒ガソリンエンジンが搭載され、8速オートマチックトランスミッションに組み込まれた電動モーターと連携して動作します。

エンジンと電動モーターは合計で483 hpを発揮し、大容量の19.4 kWhバッテリーパックでサポートされています。

BMWはまだ550e xDriveがEPAテストにおいて単一充電でどれだけの距離を走行できるかを明らかにしていませんが、約40マイル(64キロメートル)程度を推定しており、前世代の530eの電動走行距離のほぼ2倍になる堅実な数字です。

アメリカではBMW 5シリーズ G60の複数モデルが販売中

BMW USAが今月初めに公表したデータによれば、550e xDriveの価格は73,800ドルからスタートし、これは530iの57,900ドル、530i xDriveの60,200ドル、540i xDriveの64,900ドルよりも高くなります。

また、550e xDriveは2024年春に米国に登場する予定です。

残念ながら、BMW USAは550e xDriveの完全な仕様をまだ発表していませんが、2024年5シリーズの中で最も高価な燃焼エンジンバージョンであることを考慮すれば、装備が充実し、多くの機能が搭載されていると考えられます。

BMWは新型5シリーズ G60を今年の5月に発表しました。

新型5シリーズ G60は自動車メーカーのCLARプラットフォームをベースにしており、特に重要なのは新しいi5を生み出したことです。

これはG60 5シリーズの完全電動バージョンで、i5 eDrive40とi5 M60 xDriveの仕様があり、それぞれ335 hpと590 hpを発揮します。

i5 eDrive40の価格は66,800ドルから始まり、i5 M60 xDriveは84,100ドルから利用可能です。

日本ではEVと4気筒以外のBMW 5シリーズ G60は発売されるのか?

BMW 5シリーズ G60は4気筒エンジン以外の設定はあるのか?

上記でもお伝えしましたが、アメリカでは以下のグレードの新型5シリーズ G60が販売されています。

  • 530i
  • 530i xDrive
  • 540i xDrive

などが既に販売開始されています。

現状BMWのディーラーには、上記のような仕様のグレードの販売のアナウンスは行われていないと聞いています。

と、いうかファーストエディションの車両の販売がメインで、それ以降に販売される通常分の車両に関しても、注文は受け付けているが納期はかなり先になると言われています。

つまり、日本においては5シリーズ自体があまり売れていないように思えます。

アメリカでもセダンよりもSUVの人気が高いですが、アメリカや欧州の場合は社用車としての需要が高いため5シリーズセダンも一定のニーズがあると思われます。

アメリカや欧州の大企業の幹部になると、会社から社用車が支給される習慣があり、そこで大型(アメリカでは中型?)のセダンの法人需要が一定数あるようです。

よって、今回アメリカで販売が決まったBMW 550e xDrive G60も日本への導入はかなり可能性が低いと考えるのが妥当だと思われます。

【引用・参照元】