アバルトドア内張り張替え1アバルトを所有している方にとって、車内のデザインや快適さは非常に重要な要素です。

特に内装のカスタマイズにこだわることで、自分だけの個性を表現することができます。

この記事では、2015年式アバルトのドア内張り(肘掛け部分)を張り替える体験をもとに、プロセスや費用、そして最終的な仕上がりについて詳しく解説します。

アバルト500と内装のカスタマイズ

アバルト500は、イタリアの自動車メーカー、フィアットが手掛けたスポーツカーとして、日本でも根強い人気を誇っています。

しかし、2015年式のモデルになると、スピードメーターがTFT液晶に変更され、内装も黒を基調としたシンプルなデザインが主流です。

このシンプルさに不満を持つオーナーも少なくありません。

特に、アバルトは以前のモデルでは赤いレザーシートやカラフルな内張りが特徴的でした。

それがファブリックシートやモノトーンの内装になることで、「おしゃれさに欠ける」と感じる方もいます。

そんな中で、内装を自分好みにカスタマイズすることで、より個性的な車に仕上げることができるのです。

ドア内張り(肘掛け)のカスタマイズを決意

ABARTH(アバルト)のシートポジションを下げるためにRECARO SR-7Fに交換

アバルトの内装をカスタマイズする方法はいくつかありますが、特に効果的なのがドアの内張り、特に肘掛け部分の張り替えです。

今回、私が目をつけたのは、シートを赤にカスタマイズしたことに合わせて、ドアの肘掛け部分を赤に変更することでした。

これにより、シートとドア内張りがバランスよくマッチし、よりおしゃれなインテリアが完成します。

このようなカスタマイズを検討するにあたり、私が見つけたのが「カーインテリア アルジュ」というカスタムショップです。

アルジュは山口県にある店舗ですが、通販にも対応しており、全国のアバルトオーナーに利用されています。

カーインテリア アルジュの選択理由

カーインテリア アルジュは、内装の張り替えやレザーシートのカスタマイズを専門とする店舗で、その技術力と品質に定評があります。私が特に注目したのは、彼らがアバルトの内張り張り替えにも対応している点です。

アルジュの強みは、各車種に応じたカスタマイズができる点にあります。

特に、アバルトのようなイタリア車特有の内装デザインにも精通しており、オリジナルの雰囲気を壊さずにカスタムが可能です。

また、アルジュはオンラインでの対応も充実しており、遠方からの依頼でもスムーズに進められるのが利点です。

張り替えの難易度と手順

肘掛け部分の張り替えは簡単な作業ではありません。

アバルトのドア内張り(肘掛け部分)は、内張り全体を取り外し、裏側から肘掛けを分解する必要があります。

さらに、肘掛け部分は内張りに溶接されているため、溶接部分を溶かして外す作業が必要です。

この作業を自分で行うのは非常に難しいため、私はプロに任せることにしました。

地元ディーラーでの取り付け依頼

私はは関西在住のため、山口県にあるアルジュまで車を持ち込むのは現実的ではありませんでした。

しかし、アルジュのサイトで全国の販売代理店が紹介されており、その中にはアバルトの正規ディーラーも含まれていました。

幸運にも、私が購入したディーラーも代理店の一つであったため、ディーラーを通じて注文し、取り付けをお願いしました。

ディーラーでの取り付けはスムーズに進み、結果的に大変満足のいく仕上がりになりました。

仕上がりの感想と満足度

アバルトドア内張り張替え2完成したドア内張りの肘掛け部分は、赤いレザーが美しく、シートとの統一感が非常に高い仕上がりとなりました。

アバルト500の以前のモデルで見られた赤いレザー内装が再現され、車内の雰囲気が一気におしゃれになりました。

カスタマイズの結果、筆者の理想とする「個性的でおしゃれなアバルト500」に一歩近づけたと感じています。

特に、赤いシートカバーと内張りが統一されていることで、車内全体のデザインバランスが取れ、非常に満足度の高い結果となりました。

カスタマイズの費用

今回のドア内張り(肘掛け部分)の張り替えにかかった費用は以下の通りです。

  • PVCレザー肘掛け内張り(左右セット):30,000円
  • 工賃:24,000円
  • 合計:54,000円(+消費税)

納期は、注文後約3ヶ月となっており、時期によっては多少の変動があります。

価格は決して安くはありませんが、それに見合うだけの高い満足度を得られるカスタマイズです。

張り替えのメリットとデメリット

ドア内張りの張り替えには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 車内の雰囲気を一新できる
  • 個性的でオリジナルな内装を楽しめる
  • シートとのデザイン統一感を持たせられる

デメリット

  • 費用が高額になることが多い
  • 張り替え作業が複雑で、専門知識が必要
  • カスタマイズによる納期が長くなる場合がある

アバルトの内装カスタマイズで車内を個性的に

アバルトのドア内張り、特に肘掛け部分の張り替えは、車内の雰囲気を大きく変える効果的なカスタマイズです。

特に赤いレザーを使ったカスタマイズは、スポーティで洗練された印象を与え、アバルト500の個性的なデザインをさらに引き立てます。

費用や納期の点で多少の負担はありますが、その分、車内での満足度や所有感が高まることは間違いありません。

アバルトのオーナーとして、他の車とは一味違う、個性的でおしゃれな内装を楽しみたい方におすすめのカスタマイズです。