ついに、FCAジャパンからアルファロメオ・ジュリアの正式発売がアナウンスされました。ヨーロッパでは既に販売が開始されていますが、約1年遅れで日本に導入されることになりそうです。年内に(たぶん秋頃)には納車がされていくと思います。

アルファロメオ・ジュリアとは?

アルファロメオブランドが久しぶりにFRスポーツセダンとして復活しました。このアルファロメオ・ジュリアはアルファロメオ155、156の後継車という位置付けですから、ライバルはBMW 3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスということになります。

アルファロメオ・ジュリアの発売を気に、アルファロメオブランド取扱店も整備されるということですから、今まで以上にアルファロメオ車の購入がしやすくなるとともに、アルファロメオブランドの車のラインアウトも強化されると思われます。

日本に導入されるグレードと価格

まだ詳細は明らかになっていませんが、ざっくりと予想してみると・・・

・エントリーグレード:2L 4気筒ターボ(右ハンドル)
・ミドルグレード:2L 4気筒ターボ(ラグジュアリーバージョン)(右ハンドル)
・ミドルグレード:2L 4気筒ターボ+4WD(左ハンドル)
・トップグレード:3L V型6気筒ターボ(右ハンドル)

こういうような構成になると思われます。ちなみに、トランスミッションはすべてATとなり、MTの導入予定は無さそうです。

価格は2Lモデルが400万円台から600万円台、トップグレードのクアドリフォリオは1000万円を多少下回る価格になるのではないでしょうか?

クアドリフォリオの場合は、ライバルはBMW M3やメルセデス・ベンツAMGになりますので、1,000万円以下ならかなりバーゲンプライスだと言えると思います。

今から購入できるのか?

アルファロメオディーラーでは、店頭告知や既存顧客に対して手付金を取る形で先行受注を行っていたようです。なので、もし少しでも早くアルファロメオ・ジュリアが欲しい方は今すぐディーラーに問合せされると間に合うかもしれません。

初期のロットに関してはすべて一部のオプションを装備た特別仕様という形で導入されると思いますので、オプション内容の確認は必要です。

また、アルファロメオ・ジュリアに限ったことではありませんが、輸入車の初期ロットは品質面で不安がありますので神経質な人や輸入車初任者の方は数カ月後に発注する方が故障などを経験する確率が少なくなると思います。

アルファロメオ・ジュリアは買いなのか?

ヨーロッパではトップグレードのクアドリフォリオの馬力がカタログモデルよりも実際はかなり低いのではないか?という疑惑が報道されていました。

その後に同様の話は聞きませんので改善されているか、ハズレの個体だったかもしれませんが、イタリア車ならある程度納得?してしまうようなエピソードです。

うちの嫁さんは現在フィアット500Xに乗っていますが、1ヶ月点検前にドアミラーが壊れて丸ごと交換されています。

それ以外にはトラブルはありませんがイタリア車なので多少のトラブルは覚悟できるのであれば、特にクアドリフォリオならラテン系の走りが体験できると思います。

ただし、約1000万円の車としては内装などの作り込みが安っぽいという評価をヨーロッパではされているようですから、現車確認してから納得できるのであれば、買いの車ではないでしょうか?

【引用・参照記事】

アルファ・ロメオ・ジュリア日本導入 アルファ専売ディーラーは60店規模に