今年中には正式に発表されると言われている新型BMW3シリーズ(G20)ですが、現行の3シリーズ(F30)とはどこが違うのか?デザインを比較してみました。

G20の方がボディがワイドな印象

前方側からの新型BMW3シリーズ(G20)と現行のBMW3シリーズ(F30)を比較してみました。

既に開発段階も終盤になっているため偽装が軽いと考えて比較すると、新型BMW3シリーズ(G20)の方がよりワイドボディになっている、またはワイドボディに見えるデザインになっています。

また、BMWのシンボルであるキドニーグリルの形状は新型BMW3シリーズ(G20)の方がワイドに、薄い形状になっているように見えます。

また、ヘッドライトとキドニーグリルの隙間が無くなっているのもデザイン上の大きな違いになっています。

相対的によりスポーティーに、よりワイドに、よりボンネットが低い印象を与えるデザインになっているのが分かります。

G20の方がよりクーペスタイルに近くなる?

次に側面から新型BMW3シリーズ(G20)と現行のBMW3シリーズ(F30)を比較してみました。

リアバンパーの形状が違うような気がしますが、新型BMW3シリーズ(G20)の写真はMスポーツ仕様かもしれません。

ルーフラインが新型BMW3シリーズ(G20)ではよりなだらかなクーペスタイルに近くなるかと思われましたが、後席の頭上空間を確保することが優先された?ために、側面からの違いはあまり分かりません。

新型BMW3シリーズ(G20)は偽装が軽くなっていると思いますが、さすがにボディのプレスラインは分かりませんので、ひょっとすると偽装が無くなった場合に、プレスラインでの違いが明確になるかもしれません。

ホイールの位置関係から推測すると全長、ホイールベースの変更は軽微と思われます。

G20のテールランプはL字型?

最後に後部側から新型BMW3シリーズ(G20)と現行のBMW3シリーズ(F30)を比較してみました。

一番気になるのがテールランプの形状。

新型3シリーズ(G20)では偽装が残っているので確かではありませんが、テールランプの形状は現行のBMW3シリーズ(F30)とはかなり異なるデザインになる模様。

ナンバープレートの取り付け位置も現行のBMW3シリーズ(F30)よりも高い部分にあること、リアリフレクターの位置も同様に高くなっていることから、リアバンパーは新型3シリーズ(G20)ではかなり大型化されている印象。

新型3シリーズ(G20)はマフラーが左右1本出しになっているのでM340iであると思われるので、Mスポーツ仕様のバンパーデザインの可能性もあり。

側面では気づきませんでしたがリアフェンダーの張り出しが少し大きいように見えます。

やはり、ボディの幅は確実にBMW3シリーズ(F30)より新型3シリーズ(G20)の方が大きくなっていると思われます。

結局新型BMW3シリーズ(G20)はどう変化するのか?

ボディサイズは確実にワイドボディになるのは間違いがない模様。

全長や全高に関しては現行のBMW3シリーズ(F30)とほぼ同様になると思われます。

日本の道路事情を考えるとこれ以上のワイドボディは実用性を含めてあまり歓迎されないファクターだと思います。

しかし、世界的な傾向としては安全基準への対応などでボディの大型は避けられない状況。

エンジンはダウンサイジングされ、ボディは大型化。

BMW 2シリーズ グランクーペ F44は中国向け1シリーズセダンF52の後継車

日本のマーケットだけを考えるのであれば、今までBMWの主力車であった3シリーズは1シリーズセダンや2シリーズグランクーペに取って代わられるのかもしれませんね。

【引用・参照元】

https://www.bimmertoday.de/2018/08/16/bmw-3er-g20-neue-fahrwerks-technik-fur-noch-mehr-fahrspas/

https://motor-fan.jp/article/10005285