BMW MINI F56系の2ドア、4ドア、コンバーチブルが2度目のLCI(マイナーチェンジ)を行いました。

BMW MINI F56系2度目のLCI(マイナーチェンジ)

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現行型のF56型BMW MINIが発売後2度目のLCI(マイナーチェンジ)を行いました。

本来のライフサイクルであれば、2021年にフルモデルチェンジを行う予定だったBMW MINIですが、生産工場があるイギリスのEU離脱問題の影響を懸念しフルモデルチェンジの時期を2年先延ばすことが決まりました。

しかし、あと2年も現行型のままで販売するのは商品力の低下が避けられないため、BMW MINIとしては異例の2度目LCI(マイナーチェンジ)を今回行うことになりました。

よって、スペック的にはあまり代わり映えすることなくエクステリア面の変更が主になりますが、個人的にはフロント下部にあったアゴが今回のLCIで無くなったことがデザイン面で非常に良かったのではないか?と思っています。

BMW MINIもフロントグリルが大きくなった

今回2度目のLCI(マイナーチェンジ)を行ったのは2ドア、4ドア、コンバーチブルの3車種でクロスオーバー(カントリーマン)は除外されています。

一番の変更点はフロントグリルの縁が大型化されています。

これは兄貴分であるBMWの4シリーズなどと同じ手法であり、BMWグループとしてフロントグリルの大型化によって他メーカーの車との差別化を行っていると思われます。

またフロント下部に設置されていたフォグランプも今回のLCIで取り除かれていることが分かります。

最近のBMWはヘッドライトの性能向上を理由にフォグランプを廃止する傾向がありますので、今回もそれにならった感じでフォグランプを廃止したものと思われます。

それ以外ではサイドのウインカー部分のデザインなどが変更されてるなどの小幅な変更がある程度になっています。

テールランプのユニオンジャックも継続

リアまわりに関しても1度目のLCIで採用されたユニオンジャック柄のテールランプはそのまま変更ナシで採用されました。

またリアバンパーのデザインが変更されバンパー中央にメッシュグリルが施されているのが目新しい所ですが、それ以外には大きな変更点は無さそうです。

今回の2度目のLCIに伴ってボディカラーも新色が追加されています。

  • アイランドブルー
  • ルーフトップグレー
  • ゼスティイエロー(コンバーチブル専用色)

基本的は現行型のキープコンセプトですが、フロント周りのグリルの大型化によって印象を大きく変化させることで古めかしさを無くすことが出来ています。

フルモデルチェンジまであと2年間待つ必要がありますが、その間もBMW MINIの人気は継続されることになりそうな予感です。

【引用・参照元】