ついに噂になっていたBMW M5 CS F90が公式に発表されました。

BMWのCSモデル最強モデル発売

BMW M5 CS F90はまもなく公式発表されます

BMWのMモデルには現在最上級バージョンとしてCSの名前が与えられています。

M2 CS、M3 CS、M4 CSに続く第4のCSモデルがM5 CSです。

最高出力467kW(635HP)、最大トルク750Nmを発生するV型8気筒 4.4リッターターボエンジンを搭載しており、これは「M5 コンペティション」の460kW(625HP)を凌ぐ数値で、BMW M史上でもっともパワフルなエンジンとうたわれる。

トランスミッションはドライブロジック付き8速Mステップトロニックで、後輪駆動でも走れる4輪駆動システム「M xDrive」を組み合わせる。

なお生産は各CSモデルと同様に限定生産されるとしていますが、その生産台数は現在の所は未定です。

その結果、初めから生産台数を限定すうことなく受注分だけを生産する受注生産に近い形で生産が行われるのかもしれませんが、どちらにしても車両価格18万400ユーロ(約2400万円)の価格を考えると購入できる人は限られた人に限定されることになりますね。

ゴールドの加飾は中国市場向けの配色?

外観ではキドニーグリル、キドニーグリルのM5 CSバッヂ、フロントウィングのMギル、トランクリッド、Yスポークデザインの鍛造20インチホイールなどがゴールドブロンズで仕上げられています。

これはBMWの最近のトレンドで中国市場を意識した配色だと言われています。

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過去にもゴールドの加飾を行った限定車を8シリーズで販売しているのと基本的には同じ考え方だと思われます。

また、ボンネット、フロントスプリッター、ドアミラーキャップ、リアスポイラー、リアディフューザー、Mパワーエンジンコンパートメントカバー、インテークサイレンサーはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製となる。

このCFRP製のカーボンパーツは過去の各CSモデルでも行われているおり、CSモデル=カーボンパーツというエクステリアのカスタマイズがCSモデルの象徴とも言えます。

後席も完全独立化型シートで定員は4名乗車

室内では後席も独立シートとなり、前後席ともにヘッドレストにはニュルブルクリンクサーキットのコース図が描かれる。ステアリングはアルカンターラ仕上げ(スポークはブラッククロームトリム)となり、パドルシフトはカーボンファイバー製。また、インストルメントパネルや後席間には「CS」のロゴが入る。

過去のCSモデルでは室内装飾を簡素化することで軽量化が行われていました。

しかしM5に関してはスポーツ性とビジネスユースを融合させるために室内装飾の簡素化は最小限に抑えられ、その代わり4座を完全独立化することやスポーツシート化することで大幅な軽量化を行っています。

さらに室内においてもパドルシフトなどにカーボンパーツの採用やステアリングなどのアルカンターラの採用なども一連のCSモデルに準じる形になっています。

【引用・参照元】