やっと日本でもBMW M3セダン G80/M4クーペ G82の販売が開始されました。

今回販売されるモデルは全てFR駆動でAWDは2021年夏以降の発売

今回日本で販売されるM3セダン G80/M4クーペ G82の主なグレードは以下の通り。

  • BMW M3 Competition:¥ 13,240,000
  • BMW M3 Competition Track Package:¥ 14,360,000
  • BMW M4:¥ 12,980,000
  • BMW M4 Competition:¥ 13,480,000
  • BMW M4 Competition Track Package:¥ 14,600,000

このような車種構成になっています。

ざっくり説明するとM4@無印にのみ6速MTが設定されますが、それ以外は8速AT仕様となります。

またTrack PackageはCompetitionから安全運転支援機能を省き、約25kgの軽量化を行った上にプラスしてMドライバー・パッケージ、Mカーボン・セラミック・ブレーキ、Mカーボン・バケット・シート、Mドライバー・パッケージ等を標準装備とすることで、よりサーキット走行を意識したモデルになります。

なので基本的な売れ筋はBMW M3 Competition、BMW M4 Competitionとなり先代のF80系と比較しても若干の値上げに留まっています。

なお、予想されていたAWDモデルに関しては2021年夏以降に別途販売が開始される模様。

BMW M3セダン G80/M4クーペ G82の主な仕様

エンジン

BMW M4には、最高出力480PS(353kW)/ 6,250rpm、最大トルク550Nm/2,650-6,130rpm を発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。

BMW M3 CompetitionおよびBMW M4 Competitionにおいては、さらに出力を高め、最高出力510‘PS(375kW)/ 6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750-5,500rpm を発揮する。

安全運転支援機能

高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムであるハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能装備。

アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備

初めて安全運転支援機能が搭載されたM3/M4

私のBMW M4が大阪オートメッセ2019会場に展示されます!

私のM4クーペ F82の数少ない不満の1つがアクティブ・クルーズ・コントロールが付いていないことでした。

日常的な使い方をすることもあるM4クーペなので長距離ドライブや渋滞時にアクティブ・クルーズ・コントロールを使うことが出来なかったのは非常に不便を感じていました。

なので今回新型のM3セダン/M4クーペにアクティブ・クルーズ・コントロールなどの安全運転支援機能が付いたことは非常に嬉しい限りです。

また最近は車がモデルチェンジする度に価格の上昇がありましたが、今回の新型M3セダン/M4クーペに関してはほぼ価格が据え置きになったこともうれしいですね。

しかし、2021年夏頃にM xDrive仕様が追加されると価格が一気にアップすると思います。

そうなると主力はM xDrive仕様になると思いますので実質的には価格がアップするのと同じことになるってことなんですね。

そういうこともありますが、概ねデザイン以外は正常なアップデートが行われたモデルだと思いますので、肝心のデザインをどこまで許容できるのか?がポイントになりそうです。

【引用・参照元】