BMW MINIは現在新型EV(電気自動車)であるエースマン J02を開発中ですが、エースマンの登場を機会にラインナップを集約する予定です。
現在のBMW MINIのラインナップは全部で4つ
現在BMW MINIとして販売されているボディー形状別のラインナップは以下の通りです。
- 3ドアハッチバック(カブリオレ含む)
- 4ドアワゴン(クラブマン)
- 5ドアハッチバック
- SUV系5ドアハッチバック(クロスオーバー)
以前はロードスターやクーペなど多彩なボディーデザインのBMW MINIが用意されていた時期もありますが、現在は大別すると上記の4つの種類のラインナップを展開しています。
これにガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、PHV、EVなどが設定されていますが、それもボディータイプごとに選べる種類が限られていることから、以前よりもラインナップの整理が進んでいることになります。
この状態から2023年から順次発売されるBMW MINIからよりスッキリとしたラインナップの形態に移行することになりそうです。
2023年にはBMW MINIのガソリンエンジン車とEV車が発売
BMW MINIはまず2023年にガソリンエンジン車であるF56系のモデルをG56系へフルモデルチェンジします。
BMW MINI G66系は基本的にはF56系のシャシー、エンジンを改良し外見を新型に変更した実質的にはビッグマイナーチェンジとして登場します。
グレードはクーパー、クーパーS、JCWでボディータイプは3ドア及び5ドアハッチバックが展開されます。
そして同時にBMW MINI J01系としてG56と同じデザインのEVも発売します。
つまり本当の意味でのフルモデルチェンジされたBMW MINIはEV版のJ01系となり、G66系はJ01系のデザインに改良されたマイナーチェンジ版という位置づけになります。
よってG66とJ01は似たようなボディーデザインになるとは思いますが、まったく同じにはならないかもしれませんし、内装に関しては全く別物に近いほどの違いがあるかもしれません。
そしてEV版のJ01にもクーパー、クーパーS、JCWは設定されますが、3ドアハッチバックのみのボディー展開になります。
2024年には本命の新型BMW MINIと言えるエースマン J05とカントリーマン U25が発売
新型BMW MINIの本命は完全なEVであるエースマン J05いうことになりそうです。
ボディーサイズはG66系と新型カントリーマン(日本名;クロスオーバー) U25の中間のサイズになります。
エースマン J05は5ドアモデルのSUVモデルになりますので、エースマンが発売された後にはG66系、J01系の3ドアハッチバックモデルは消滅し、BMW MINI=小さいSUVと大きいSUVの2つのラインナップに集約される可能性が高くなります。
新型カントリーマン(日本名:クロスオーバー) U25はガソリンエンジン車とEVが並行して販売されることになりますが、これはシャシーを共有するBMW X1とiX1との関係と同じですので、当面は並行して販売が継続される可能性が高いです。
つまりBMW MINIは2023年以降徐々にガソリンエンジン車が徐々に削減され、基本的にはEV専用車として移行することになる可能性が高いです。
EV版3ドアハッチバック J01は継続して販売されるかもしれませんが、メインはEVの小さなSUV型EVのJ05と大きなSUVのカントリーマン(日本名:クロスオーバー) U25の2種類または3種類へ集約される見込みです。
日本では当面ガソリンエンジン車は乗ることも販売されることもこの段階では十分出来ますので、ガソリンエンジン車が欲しい場合は、2023年のフルモデルチェンジ後の早い段階で購入しないともう2度と購入できないことになるかもしれませんので、お気をつけください。
【引用・参照元】