アバルト595のチューニングメーカー続々参戦
THREE HUNDRED
THREE HUNDREDは、日本のFIAT 500およびABARTH車両向けの専門ブランドで、個性的なスタイルと高性能なカスタムパーツを提供しています。
創設者の山口明人は、自身が愛するABARTHの魅力を最大限に引き出すために、性能向上と美しさを両立させた製品を開発。
エアロパーツやホイール、インテリアパーツ、さらにはECUチューニングまで、多岐にわたるアイテムを展開しています。
THREE HUNDREDの製品はすべて、オーナーのこだわりと情熱を体現するために設計されており、徹底した品質管理と独自のデザインで作られています。
多くのパーツが日本国内で製造され、手作りで仕上げられるため、車両にピッタリとフィットする美しい仕上がりが特徴です。
また、THREE HUNDREDはユーザーコミュニティも大切にしており、オーナー向けのイベントやツーリングも開催。
こうしたイベントでは、ABARTH車愛好家同士の交流を深める場を提供し、ブランドへの愛着をさらに高めています。
La Buono
La Buonoは、高級車両と日常のライフスタイルにおいて、イタリアのエレガンスと品質を取り入れた製品を提供するブランドです。
La Buonoは特に、FIATやABARTH車向けのアイテムに注力し、独自の美意識とデザインで、オーナーのこだわりを体現できる製品を展開しています。
エクステリアパーツやインテリアアクセサリー、さらにはライフスタイル関連のアイテムまで取り揃え、車と日常生活に特別な彩りを加えることを目指しています。
例えば、先日こちらの記事で紹介したCOXボディダンパーをLa Buonoというブランドのメーカーがヤマハと共同開発し販売なども行われています。
ASSO
ASSOは、日本を拠点とするイタリア車専用のパーツメーカーで、FIAT、ABARTH、ALFA ROMEOなどの欧州車向けに、高品質なカスタムパーツを開発・販売しています。
ASSOは、エンジン性能の向上、ハンドリングの最適化、美しいデザインと耐久性を追求し、オーナーのドライビング体験を豊かにすることを目指しています。
製品には、マフラーやサスペンション、エアロパーツ、ブレーキキットなどが含まれ、パフォーマンスとスタイリングを重視しています。
そして今回アバルト595のチューニングを開始したのがHKS。
HKSは長年国産車をメインに本気度の高いチューニングパーツを数多く開発してきましたが、今回から輸入車のチューニングパーツの開発に参入。
その開発車両の第一弾に選ばれたのがアバルト595ということになります。
アバルト595のオーナーはチューニング、カスタマイズされている方の割合が多い車だと思いますので、チューニング、カスタマイズのベースとして最適だと各社が判断したということでしょうか？
今後HKSから販売される予定のチューニングパーツ
現在アバルト595専用パーツとして開発されているのは上記のアイテムになります。
パワーエディター
車両の圧力センサーにカプラーオンするだけでブーストアップが可能。
馬力アップだけではなく中間トルクの向上も実現予定。
バルブ付きマフラー
レコードモンツァ同様にバルブ開閉機能付きマフラー。
センターパイプ部にバルブとバイパスパイプを配置。将来的にタービン交換メニューも視野に入れているため、相応のメインパイプ径が確保。
車高調
アバルト595はリヤサスの構造(スペース不足やダンパー角など)に難があり、理想の特性に仕上げるのは簡単ではない。
バンプラバーまで含めたトータルチューニングでこの難題に正面から取り込んでいる
アバルト595のチューニングパーツは今後も期待できそう
HKSはエンジン性能向上に向けたパーツを国産車を中心に数多く展開しています。
今回開発しているパーツとして取り上げられていませんが、国産車同様もっと多くのチューニングパーツも期待できそうですね。
- ECU関係を含めたコンピューター関係
- ターボチャージャー
- クラッチ
- インタークーラー
この当たりのチューニングパーツが今後も開発が行われるとアバルト595のチューニングの幅が一気に広がることになりますね。
特にサーキット走行を楽しまれている方は期待が大きいのではないでしょうか？
今回HKSがアバルト595のチューニングパーツ開発に参入したことで、さらなるメーカーの参入も期待出来るかもしれません。
今後もアバルト595のチューニング関係は広がりを見せて欲しいと思います。
【引用・参照元】
https://option.tokyo/2021/05/06/99366/
