車のカスタムでライセンスプレートランプのLED化は人気があり、簡単に個性を演出できるため多くの人が挑戦しています。
LEDは長寿命で消耗しにくいと考えられ、従来の電球のような「球切れ」は起こらないと信じられがちですが、実際にはLEDでも突然点灯しなくなることがあります。
私もLEDに交換後、片方が急に点灯しなくなる経験をしました。
今回は、LED交換でのトラブルや、球切れの原因、信頼できるLED選びのポイントを解説します。
なぜLEDでも「球切れ」が起こるのか?
LEDは発光ダイオードで、電球と異なりフィラメントを使わないため「球切れ」という概念がないように思われますが、実際には点灯しなくなることもあります。
LED自体の寿命が尽きることも原因のひとつですが、特に安価な製品には品質のばらつきがあり、点灯しなくなるケースが頻繁に報告されています。
また、LED内部の半導体が損傷したり、製品自体の構造や設計に欠陥がある場合も、LEDが突然光らなくなる原因となります。
安価なLEDを選んだリスク
私はヤフオクで格安のLEDを購入しライセンスプレートランプに使用しましたが、数ヶ月後に片方が点灯しなくなりました。
こうした安価な製品は、見た目には問題がなくても内部の品質に不安が残る場合が多く、長期の使用に耐えないことがあります。
初期投資を抑えるために安価な製品を選んだとしても、短期間で故障するリスクを抱えなければならないことは覚悟しておくべきです。
点灯不良の確認方法
もし片方のLEDが点灯しない場合、左右のLEDを入れ替えてみることで、LED自体の問題かどうかを確認できます。
入れ替えても同じ側が点灯しない場合、問題はソケットや配線にあるかもしれませんが、逆にLEDが原因であれば、入れ替え後も同じLEDが点灯しないことが確認できるでしょう。
この方法でLEDの不具合か配線の不良かを簡単に判断することができます。
メーカー製LEDのメリットとデメリット
次にメーカー製LEDについて触れてみましょう。
私も安価なLEDの不具合を経験したため、オートバックスなどで信頼性の高いメーカー製LEDを検討しました。
例えば、ライセンスプレート用のLED2個で4,000円程度と高価ですが、信頼性や保証が備わっているため、格安の通販製品よりも安心して使用できるといえます。
高価なLEDは一見すると負担が大きいかもしれませんが、安定して長く使用できる可能性が高く、故障のリスクも抑えられるため、トータルでのコストを考えると合理的な選択と言えるでしょう。
通販での購入:コストを抑えつつ信頼性を確保
私がオートバックスでの購入を断念した理由は、通販で購入すれば価格を抑えられるためです。
今回は、LED通販で有名な「孫市屋」で購入しました。
こちらでは、オートバックスの半額以下でLEDを購入することができ、送料も20円という安さでした。
しかも佐川急便で丁寧に箱に梱包して送られてきたので、破損の心配もなく安心できました。
通販サイトでの購入は、信頼性を確保しつつもコストを抑える一つの方法です。
LEDの仕様と明るさの違い
今回の孫市屋製のLEDは3連タイプで、以前ヤフオクで購入した6連タイプのLEDよりも光量が少ないと感じています。
特に、6連のLEDは夜間のバック操作時に後方をしっかり照らしてくれるため非常に便利でしたが、3連LEDの明るさについてはやや不安が残ります。
もし、夜間の後方確認がしづらくなった場合には、バックランプを「爆光タイプ」のLEDに交換することも検討しなければなりません。
ただし、その場合はさらに出費が必要になり、結果的に「安物買いの銭失い」となってしまう可能性があります。
LEDランプ選びで失敗しないためのポイント
LEDランプ選びでは以下のポイントに注意することで、失敗を避けやすくなります。
- 信頼できるメーカーを選ぶ:LEDランプは信頼性が重要です。初期投資が高くても、信頼できるメーカー製品は長期的なコストパフォーマンスが良いといえます。
- 保証の有無を確認する:保証がついている製品を選ぶことで、万が一不具合が発生した際も交換や返金の対応が受けられるため、安心して使えます。
- 口コミやレビューを参考にする:他の購入者の口コミやレビューをチェックすることで、実際の製品の耐久性や使い心地を知ることができます。特に、使用環境が近いレビューは参考にしやすいでしょう。
- 極端に安価な製品に注意する:あまりに安い製品は、品質が低く短期間で不具合が出やすい場合があるため、ある程度の価格帯を選ぶのが無難です。
- 発光性能を確認する:ライセンスプレートランプは後方の視認性を高めるための役割も担っているため、必要な明るさを確保するために適切な製品を選びましょう。
ランプのLED化は簡単、安価なカスタマイズ
ライセンスプレートランプのLED化は、見た目が引き締まるだけでなく、消費電力の削減や長寿命が期待できるメリットがあります。
ただし、安価なLED製品には寿命が短いものや品質の不安定なものもあるため、信頼できるメーカー製のLEDを選ぶことが推奨されます。
筆者も今回の経験を通じて、激安品のリスクを実感し、今後は信頼性重視で選ぶことを決意しました。
LEDランプを交換する際には、価格だけでなく品質や保証内容にも目を向け、長期的に安心して使用できる製品を選ぶことが大切です。
購入の際は、口コミやレビューを参考にし、適切な明るさと信頼性を備えたLEDランプを選ぶことで、球切れのような不具合に悩まされるリスクを低減できます。
これからLEDに交換する方にとって、この記事が役立つ情報となり、より満足のいく製品を選ぶ参考となれば幸いです。