アバルト695アンノデルトーロ
日本限定のアバルトの特別仕様車695アンノデルトーロが限定20台で販売されます。
基本的には先に販売されているアバルト 695 70th アニヴェルサリオとほぼ同じ仕様です。
アバルト695アンノデルトーロのベースは最高出力180PSの1.4リッター直4ターボエンジンを搭載した「595コンペティツィオーネ」の左ハンドル・5段MT仕様。
ステアリングは全て左ハンドル、トランスミッションは5速MTのみになります。
カタログモデルでもコンペティツィオーネには左ハンドル+5速MT仕様が選べます。
ですので基本的にはコンペティツィオーネと同じになりますので、外見(ボディカラー、オーバーフェンダー等)が気に入った場合は、695アンノデルトーロを選べば良いと思います。
大型リアスポイラー
こちらも基本的にはアバルト 695 70th アニヴェルサリオと同様の物が取り付けられている模様。
この大型リアスポイラーは、「フィアット600」をベースに仕立てられた1960年代のコンペティションモデル「フィアット・アバルト1000TCR」からインスピレーションを受け、そこに現代的な解釈を加えたものだという。60度の範囲で角度調整が可能となっており、ダウンフォースの強弱を設定できる。
またオーバーフェンダーもアバルト 695 70th アニヴェルサリオと同等のものが取り付けられています。
なので現状アバルト595系のオーナーさんでも部品としてこの大型リアスポイラーやオーバーフェンダーを購入すれば、ほぼ695アンノデルトーロと同じ仕様にカスタマイズ出来ると思います。
内装に関しては黒が基調
ボディーカラーは専用色の「ブルーポディオ」を採用し、非常に鮮やかなブルーなのに対して内装に関してはシックな黒が基調。
シートなどの装備品に関しても595コンペティツィオーネと同等なのでシートはサベルトのセミバケットシートが装着されています。
なのでブルーなアバルトが欲しいと思った方は今回の695アンノデルトーロの購入を検討されれば良いと思いますし、そうでないのであればカタログモデルの595コンペティツィオーネを検討されれば良いと思います。
よってパッケージ的には面白い車だと思いますが、あえてこの695アンノデルトーロを選ぶというよりは、左ハンドル+5速MT仕様のアバルト595コンペティツィオーネを検討する際の比較検討するうちの1台として考えるのが良いのではないでしょうか?
【引用・参照元】
FCAジャパンは2021年1月14日、「アバルト595コンペティツィオーネ」をベースとした限定車「アバルト695 Anno del Toro(アンノデルトーロ)」を設定し、予約注文受け付けを開始した。限定台数は20台。