スピーカーリング自作1

アバルトには残念な所いくつかありますが、今回は中でも残念度が高いスピーカー。先輩オーナーの皆さんもスピーカー&ツイーターリングは購入されている方が多いですが結構値段が高いですね。

ツイーター(アッパー)6,480円、スピーカー(ロア)7,992円なので合計14,472円です。ただの輪っかが14,472円ですから確かに高いと思います。ちなみに、海外のサイトだと共に3,000円ぐらいで販売されているようです。まあ、送料なども考えると結局はあまりお安くはならないのですが。

そこで、先輩オーナーの方がを見習って自作することにしました。まずはドアスピーカー(ロア)から。

スピーカーリング自作2
先輩方に見習ってダイソーにて108円で2個購入。ダイソーのザルにはちゃんと直径が明記されています。ドアスピーカーの直径はおおよそ15cmですのでこちらのザルがピッタリフィットするハズです。作業は簡単です。想像通りニッパーなどでメッシュと縁を分離させて両面テープで貼り付けるだけ。出来上がりがTOPの写真です。

エーモン最強の車内小物用両面テープ。これで貼り付けたのですが両面テープ自体の色が白色だったために雑な仕事がまるわかり。写真をよく見るとスピーカーリングの端から白い両面テープが見え隠れしています・・・。これは近いうちに張り替えないよみっともない。それ以外はとても100均のザルとは思えない出来栄えです。

スピーカーリング自作3

次に、ツイーターリング(アッパー)ですがこちらは直径が約7cmです。さすがに直径7cmのザルはダイソーにも売っていません。そこで、店内をうろついて発見したこちらの茶こし。茶こしって英語でtea strainerって言うんですね。こちらにも親切に直径が記載されています。

スピーカーリング自作4
ザルと同じ手順で分解したらこんな形していました。平面ではなく下方向に向かって突起が出ています。これではザルと同じようにツイーターに貼り付けることが出来ませんので、この突起を折り曲げて平面にします。ニッパー等で切り落とすことも考えましたが、手持ちのニッパーでは力不足のようで切れませんでした。

スピーカーリング自作5
ペンチを使って茶こしの突起を潰し平面にしてみました。これならザルと同じように両面テープで貼り付けることが出来そうです。

スピーカーリング自作6
うーん、悪くはないのですが輪っかのつなぎ目が合っていない。ドアスピーカーなら遠目なのでここまで分かりませんがツイーターはスグそばにあるので余計に目立ちます。それにザルとくらべても光沢が弱い。きれいじゃない。ただの鉄の輪って感じです。(写真だとそれなりにみえるんですが)

スピーカーリング自作7
さらに、こちらでも両面テープの白い部分がまるわかり。ドアスピーカーは真横からは見えませんがツイーターはほぼ真横から見えてしまうので致命傷です。両面テープを黒または極薄のものに変えて貼り付けてもみましたがこのすき間はどうにもなりませんし、光沢もイマイチだったのでツイーターの自作は諦めました。かっこ良くするつもりがかっこ悪くなっては本末転倒です。

スピーカーリング自作8
後日いつものイタ雑さんでフィアット純正500クロームスピーカーリングセット(アッパー)(ツイーター)のみを購入。やはりフィアット純正だけあってとてもきれいです。しかし、この純正のリングも結局はツイーターカバーの上から両面テープで貼り付けますので真横からみればツイーターから浮いた感じで張り付いています。

今回はスピーカーリングを自作することが出来たので、ツイーター(アッパー)の方は購入しても良いかな?と思えましたが、アッパー、ロアのセットで購入するには価格が価格ですので躊躇しますね。しかし、ダイソーの108円ザルのおかげで節約出来たので、アッパーとロアのセットで考えると十分お安く出来て満足度が高い買い物でした。