フィアット500eとは？
フィアット500eとはフィアット500をベースにしたEV（電気自動車）です。
しかし、その実態はアメリカの法律をクリアするために一定台数のEVの販売が義務付けられているために、フィアットが外部の専門業者に開発を委託して生産されています。
よって販売するたびに100万円単位で赤字になると言われている車ですが、現在は既に販売が中止されていると思われます。
しかし、今後のEV化の流れに乗り遅れる訳にはいかないので現在次期フィアット500eの開発を行っている状況です。
次期フィアット500eはパンダとシャシーを共有する
室内は新型ステアリングホイール、大型LED多機能ディスプレイを備える再設計されたダッシュボード、ATトランスミッションが装備される模様。
肝心のスペックは現行型EVパワートレインは、24kWhリチウムイオンバッテリーを搭載、最高出力111ps・最大トルク200Nmを発揮し、1回の充電で84マイル（135km）の後続が可能です。
よって性能的にはこの数値を大きく超えることは明らかですが、現状では詳細なデータは不明です。
フィアット500e≒フィアット500≒アバルト595
フィアット500eが次期パンダとシャシーを共有するのは事実だと思いますが、それがガソリンエンジンモデルのフィアット500やアバルト595へも波及するかは疑問。
過去フィアット社の幹部の話では新しいガソリン車の開発は行わないと発言していることから、このフィアット500e、パンダのシャシーを使った次期フィアット500やアバルト595の開発は可能性が低いと予想されます。
しかし、生産自体が中止されるのではなくEVとの併売を継続するとも発言していることから、ガソリンエンジンモデルのフィアット500やアバルト595は小規模な改良を繰り返しながら当面は生産が継続されると思われます。
よって、ガソリンエンジンモデルのフィアット500やアバルト595の購入を検討されているかたは次期モデルを気にすることなく購入することをおすすめします。
そうでないとアバルト124スパイダーのように急遽生産中止が決まってしまう場合もあり得ますので。
【引用・参照元】
