警察とドライバーのイタチごっこは永遠に続きそうです。

レーザー探知型小型移動オービスとは?

移動式オービスの増加でスピード違反検挙数増加に対策はあるのか?

最近の速度違反の検挙に使用される小型オービスが普及するにつれた固定式のオービスの撤去が行われています。

小型移動式オービスの特徴は名前の通り小型のため持ち運びが簡単に行えるところにあります。

ライトバンなどに積載可能とのことですので、高速道路などに設置されていた固定式オービスに比べるとその小ささがわかると思います。

最近一般道での俗に言う「ネズミ捕り」方式の速度違反方法が激減しているのも小型移動オービスの影響だと言われています。

通常の「ネズミ捕り」方式の場合は、速度を計測する人、速度違反車を止める人、速度違反車を駐車させる場所、速度違反のきっぷを切る人など人と場所を確保いなければ行うことが出来ませんでしたが、小型移動オービスの場合は計測する人だけで速度違反の検挙が出来てしまいますからね。

またこれまでのレーダー波による速度計測からレーダー波による速度計測へ変更されていることも従来のレーダー探知機では補足出来ないことも、これまで以上に注意が必要になっています。

大阪府新御堂筋の小型レーザー式オービス

BMW M4にユピテルLS10 レーザー探知機取付け

私は車にユピテル製のLS10というレーザー探知機を取り付けています。

そしての状態で大阪府の新御堂筋にあるレーザー探知機の前を何度か通過したことがありますが、レーザー探知機が反応する時と反応しない場合があることに以前から気づいていました。

通過した回数が少ないので確信するまでには至っていませんでしたが、どうもこのレーザー探知機ではレーザーの波長が変更されているとの噂があります。

レーザーにはいくつもの波長があります。

例えばテレビのリモコンなどにもレーザー波が使用されているものもあるそうですが、テレビのリモコンから発せられるレーザー波ではレーザー探知機は反応しません。

よってレーザーも波長によっては探知機で受信出来るものと受信出来ないものがあるので、小型移動オービスのレーザー波が波長を変更されるだけで、既存のレーザー探知機では感知出来なくなるという訳です。

東京航空計器製スキャンレーザー式「LSM-300」

現在一般的に普及しているレーザー移動式小型オービスは東京航空計測製のLSM-300という機械だと言われています。

他のメーカーからも同様の機器が警察には納入されている模様ですが、東京航空計測製の物が一番多いと言われています。

そして最近この東京航空計測製のLSM-300というモデルの後継機としてLSM-310という機器が警察へ納入されています。

どうも噂ではこの新型のLSM-310というレーザー小型移動式オービスの波長が以前のものと異なったレーザー波で計測をしているのでは?という憶測が流れている模様。

もし仮にLSM-300とは違うレーザー波を採用していると思われるLSM310が普及し始めると、せっかく私が取り付けたユピテル製のLS10も無用の長物になってしまう可能性があります。

恐らくは対抗機種としてLSM310の波長を探知出来るレーザー探知機も発売されると思いますが、私達が走行中にレーザー探知機がLSM-300なのかLSM-310なのかを識別することは不可能です。

よって当面はレーザー探知機を取り付けていてもより安全運転を心がける必要がありますので、ご注意される方が良いと思います。

【引用・参照元】