2019年に発売されたBMW 3シリーズ G20が早くもLCI(マイナーチェンジ)を迎えようとしている?

たった2年でLCIは早すぎないのか?

2019年発売予定BMW3シリーズ(G20)のエンジンラインナップ判明

現行型のBMW3シリーズ G20は2019年に発売されました。

前期型のF30と比較するとデザイン面では過去のBMWの流儀にそぐわない手法が用いられたことで、キープコンセプトからの脱却に成功。

日本での販売も好調に推移しているモデルになっています。

しかし、現在BMWのテストコースでは現行型のG20型3シリーズのテストが行われている模様。

発売からたった2年程度の車のテスト風景が目撃されることは珍しく、早くもLCI(マイナーチェンジ)モデルの登場なのか?とも予想されます。

通常のBMWのモデルチェンジサイクルは7年程度になっており、その間(発売後3年~4年程度)に一度LCI(マイナーチェンジ)モデルが登場することが多いです。

しかし、今回の場合は発売開始からまだ2年程度しか経過していないことを考えるとかなり早い段階でLCI(マイナーチェンジ)モデルが登場することになるのでしょうか?

BMWではLCIに関係なくモデルチェンジされている

BMW X2 F39のぷちLCIモデルが既に日本でも販売開始されている件

実はBMWではLCI(マイナーチェンジ)の次期に関係なくモデルチェンジをこっそりと行うことがあります。

例えばこちらの記事で伝えているようにF39型X2では一切の告知が行われずにフロントバンパーからフォグライトが消滅するモデルチェンジが行われています。

F39型X2のフォグライト消滅によるデザイン変更に関しては日本のみならずドイツでも告知はされていないことから、この時の状況はLCIとは見なされずモデルイヤーごとに行われる年次変更という扱いになっている?かもしれません。

またBMWに限らず輸入車全般的にモデルイヤーが同じ車でも仕様が若干異なることは以前からありますので、中古車などを購入する時には注意が必要になってきます。

今回のテストはiDrive8.0の導入のためか?

今回目撃されたG20型3シリーズのテスト車両の室内では、写真のようにスピードメーターやセンターディスプレイが丸ごと隠された状態になっています。

通常テスト車両の場合は変更される部分を隠す傾向がありますので、現在テストしているG20型3シリーズではこの部分が変更される可能性が高いです。

BMWが次世代iDrive8.0を発表

もし仮にスピードメーターやセンターディスプレイ周辺が変更されるのであれば、先日BMWが発表した次世代のiDriveである8.0がG20型3シリーズにも搭載されるのかもしれません。

このiDrive8.0は近日発売されると言われているi4などにも採用されると言われていますので、i4が発売された後にG20型3シリーズにも採用されることになるのではないでしょうか?

iDriveの変更はフルモデルチェンジやLCIに関係なくアップデートされる傾向があります(私が以前購入したF06型640iグランクーペは前期型でしたがiDriveは後期型でした)ので、今回もLCIというよりは純粋にiDriveのアップデートのみが行われる可能性が高いかもしれません。

それであれば発売後たった2年でテストが行われている理由も説明が出来ますので、今回のテストはiDriveのアップデートのためのテストである可能性が高いです。

なのでG20型3シリーズの前期型を中古車で購入される場合は、iDriveの世代が7.0と8.0が混在する形になりそうですね。

【引用・参照元】