BMWの主力車種である3シリーズが2019年にもモデルチェンジを迎えますが既にエンジンのラインナップは確定のようです。恐らく少し遅れてモデルチェンジを行う4シリーズ(G22)も同様と思われます。

BMW3シリーズ(G20)のエンジンラインナップ(ディーゼル)

  • 316D: 136馬力/ 6速マニュアル/8速オートマ/ RWD
  • 318D: 163馬力/ 6速マニュアル/8速オートマ RWD
  • 320D :204馬力/ 6速マニュアル/8速オートマ/RWD/xDrive
  • 325D :238馬力 8速オートマ/ RWD / xDrive
  • 330D :265馬力/ 8オートマ/ RWD / xDrive
  • M340d :約340馬力 /8オートマ/ xDrive

このようなエンジンラインナップになると思います。

316d、320dは3気筒1500ccのターボエンジン、32od、325d、33odは4気筒2000ccのターボエンジン、M340dは6気筒3000ccターボエンジンになると思われます。

また、316d、318d以外はxDriveかリアドライブを選べるか、xDriveに統一されることになります。

基本的には現状のBMWグループが生産しているエンジンがキャリーオーバーされて来るので大きな仕様の変更はないと思われます。

日本にはこれらのすべてのエンジンが導入されないことは今まで通りですので、どこまで導入されるかはBMW JAPANの発表を待つしかありまでん。

BMW3シリーズ(G20)のエンジンラインナップ(ハイブリッド)

  • 325e iPerformance :230馬力/ 8速オートマ/ xDrive
  • 330e iPerformance: 265馬力/ 8速オートマ/xDrive

現状のBMWのハイブリッドは以前のモノと違い、トヨタ自動車との共同開発されたモノだと言われています。

なので、今まで以上にハイパワー路線でなく実用的な馬力で実用的に乗ってもらうことを主眼に置いていますが、現状のハイブリッドモデル同様に価格は高めです。

トヨタ自動車の特にプリウスが爆発的に売れたのは価格を同サイズの車と同じか安くしたことがヒットした原因のひとつですから、価格的にはあまり期待はできません。

ヨーロッパではアウトバーンに代表される高速道路での長距離移動の際の燃費が重要視されますので、ハイブリッドはそこが苦手ということで、エコと言うよりは上級モデル、ステータスで乗る車として位置づけているかもしれません。

BMW3シリーズ(G20)のエンジンラインナップ(ガソリン)

  • 318I :150馬力/ 6速マニュアル/8速オートマ/ RWD
  • 320I :204馬力/ 6速マニュアル/8速オートマ/ RWD / xDrive
  • 320i Efficient Dynamics:170馬力/6速マニュアル/8速オートマ/ RWD
  • 330I ;265馬力/ 8速オートマ/ RWD / xDrive
  • M340i :380馬力 /8速オートマ/ xDrive

ガソリンエンジンに関しては現状のラインナップに準じる形になります。

318iは3気筒1500ccターボのエンジンですが、他は2000ccターボエンジン、M340iは6気筒3000ccターボエンジンになります。

320i Efficient Dynamicsは廉価版?の価格設定が安い車、または低燃費仕様の車と思いますが、現状では不明です。

これでBMW3シリーズも基本は4気筒2000ccの車になることはこのラインナップをみればお分かりの通り、6気筒車が欲しい場合はMパフォーマンスモデルに格上げされたM340iしか選択肢がない、ということになります。

E90系の3シリーズではノンターボの6気筒エンジンなども選べたことを考えると、BMWも益々のエンジンのダウンサイジング化を行っていることは明らかです。

現在販売中のG30型5シリーズでもメインは4気筒2000ccエンジンの車ですから、3シリーズというよりも5シリーズのポジションが完全に大きな3シリーズとなってしまっています。

昔ほどBMWの5シリーズにステイタスが感じられないのはこの辺のエンジン共通化が影響していないとは言い切れないので、今後の5シリーズにのあり方については考えて欲しいものです。

どちらにしても、3シリーズはBMWの主力車種ですから、今後もこれ以上のラインナップの拡充や改善が見込まれますので、購入の選択肢は広がっていくと思います。

【引用・参照元】

http://www.bmwblog.com/2018/02/12/engines-2019-bmw-3-series-uncovered/