BMW 3シリーズは2026年後半に、現行G20から次世代のG50へモデルチェンジする予定です。すでに高性能モデルのM350 xDriveについては詳細な情報が明らかになっていますが、実際に多くのユーザーにとって気になるのは、その下に位置する318、320、330、そしてプラグインハイブリッドの330eではないでしょうか。
G50では4気筒ガソリンモデルにも48Vマイルドハイブリッドが採用され、車体やシャシー、電子制御も大きく刷新されます。今回は現時点で確認できる情報をもとに、各グレードのスペックと違いを整理します。
- ✅️新型BMW 3シリーズG50は318・320・330を48V化
- ✅️318は156PS、320は211PS、330は258PS
- ✅️330eはPHEV継続、詳細スペックは未発表
新型BMW 3シリーズ(G50)のグレード構成
新型3シリーズの内燃機関モデルには、4気筒と6気筒のエンジンが用意されます。BMWが正式に明らかにしているのは、4気筒と6気筒の双方に48Vマイルドハイブリッド技術を組み合わせることです。
4気筒モデルは318、320、330が設定される見込みで、最上位には直列6気筒のM350 xDriveが位置します。さらに330eも後から追加される可能性が高く、G50でもガソリン、マイルドハイブリッド、PHEVという幅広い選択肢が残されることになりそうです。
一方、ディーゼルについては現時点でラインナップが明確になっていません。日本では現行型に320d xDriveが設定されているため、今後の発表で注目したいポイントです。
318・320・330のスペックと違いを比較
318と320は同じB48系2.0L直4を採用
現時点で公表前の開発情報として伝えられているスペックでは、318はB48B20M3型2.0L直列4気筒ターボを搭載し、エンジン単体で115kW(約156PS)、250Nm。これに8kW(約11PS)、25Nmの電気モーターを組み合わせます。
320もB48B20M3を使用しますが、出力は155kW(約211PS)、最大トルク330Nmまで引き上げられるとされています。電気モーターは318と同じ8kW(約11PS)、25Nmです。エンジンが同型でも318と320では40kW(約54PS)、80Nmの差があり、従来以上に性能差が明確になる設定です。
330は190kW・400Nmの上位4気筒モデル
330にはB48B20O3型2.0L直列4気筒ターボが搭載され、190kW(約258PS)、400Nmになるとの情報があります。こちらも8kW(約11PS)、25Nmのモーターを組み合わせる構成です。
整理すると、318が115kW(約156PS)、320が155kW(約211PS)、330が190kW(約258PS)となり、同じ2.0L直4を基本としながら出力によって明確な階層が作られます。ただし、これら318、320、330の個別出力はBMWから正式発表された最終仕様ではなく、発売までに変更される可能性があります。
318・320・330は2.0L直4+48Vマイルドハイブリッドへ
G50では4気筒にも48Vシステムを採用
G50の大きな変更点が、4気筒モデルへの48Vマイルドハイブリッド採用です。48Vシステムは電気モーターでエンジンを補助し、発進や加速時の応答性を高めるほか、効率向上にも使われます。
318、320、330の開発情報では8kWのモーターを組み合わせるとされており、単純にエンジン出力だけを比較する従来の3シリーズとは少し性格が変わります。
320の出力アップが特に大きい
日本仕様の現行G20 320iは2.0L直4ターボで135kW(184PS)、300Nmです。G50の320が155kW、330Nmという仕様で登場すれば、エンジン単体でも20kW、30Nmの向上となります。
一方、318は現行日本仕様と同じ115kW、250Nmという数値が伝えられています。G50では318と320のキャラクターを、これまで以上に明確に分ける狙いがあると考えられます。
330eはG50でもPHEVとして設定される可能性
330eについては、G50でもプラグインハイブリッドとして設定される可能性が高いものの、パワートレインの詳細やシステム出力はまだ正式に明らかになっていません。
現行G20の日本仕様330eは2.0L直4ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、システム最高出力215kW(292PS)、最大トルク420Nmを発生します。G50で同じ数値が継続されると決まったわけではないため、新型のスペックは今後の正式発表を待つ必要があります。
純電気自動車の新型i3が別に存在する一方で、充電した電力とガソリンの両方を使える330eが残れば、G50のパワートレイン選択肢はさらに広がります。
G50の通常モデルも走行性能とシャシーを大幅刷新
G50の進化はエンジンだけではありません。現行G20よりホイールベースを延長し、前後のトレッドも拡大。前後重量配分はほぼ均等を維持しながら、ダブルジョイント式フロントアクスルと5リンク式リアアクスルを採用します。
標準サスペンションには新開発のリフト・リレーテッド・ダンパーが採用され、アダプティブサスペンションやアダプティブMサスペンションも用意されます。ステアリングレシオや統合ブレーキシステムも見直され、電子制御には新しいBMW Driving Stackが使われます。
つまり318や320のような通常モデルでも、G50ではパワーアップだけでなく、車体と電子制御を含めた走り全体が世代交代することになります。
新型3シリーズ(G50)は318・320・330・330eでどう選ぶ?
現時点のスペックを見る限り、318は基本性能を重視するエントリーモデル、320は出力と価格のバランスを担う中心モデル、330は4気筒でより高い性能を求めるユーザー向けという位置付けが見えてきます。330eはそこに外部充電できるPHEVという別の選択肢を加えます。
日本でどのグレードが導入されるか、価格がいくらになるかはまだ発表されていません。特に320が155kW仕様のまま日本へ導入されるのか、330や330eがラインナップされるのかが、G50の日本市場での位置付けを左右しそうです。
新型3シリーズ(G50)318・320・330・330eのスペック比較表
| グレード | エンジン | 最高出力 | 最大トルク | 電動化 | 投入時期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 318 | 2.0L 直列4気筒ターボ B48B20M3 |
115kW(約156PS) | 250Nm | 48V MHEV モーター:8kW(約11PS)/25Nm |
発売当初から設定予定 |
| 320 | 2.0L 直列4気筒ターボ B48B20M3 |
155kW(約211PS) | 330Nm | 48V MHEV モーター:8kW(約11PS)/25Nm |
発売当初から設定予定 |
| 330 | 2.0L 直列4気筒ターボ B48B20O3 |
190kW(約258PS) | 400Nm | 48V MHEV モーター:8kW(約11PS)/25Nm |
2027年7月追加予定 |
| 330e | 2.0L 直列4気筒ターボ+モーター | 未発表 | 未発表 | PHEV | 2027年7月追加予定 |
※318・320・330の個別スペックと投入時期は現時点ではBMWの正式な最終仕様ではなく、開発情報に基づく予定値です。BMWはG50に4気筒エンジンと48Vマイルドハイブリッドを採用すること自体は正式に発表しています。
Reference:g50.bimmerpost.com
よくある質問(FAQ)
Q1. 新型BMW 3シリーズ(G50)にはどのグレードが設定されますか?
現時点では、4気筒ガソリンモデルとして318、320、330が設定される見込みです。さらにPHEVの330eも追加される計画が伝えられています。高性能モデルには直列6気筒を搭載するM350 xDriveが設定されます。
Q2. G50の318と320は同じエンジンですか?
318と320はいずれもB48B20M3型2.0L直列4気筒ターボを搭載するとされています。ただし出力は異なり、318が115kW(約156PS)・250Nm、320が155kW(約211PS)・330Nmとなる予定です。
Q3. G50の330は318や320と何が違いますか?
330にはB48B20O3型2.0L直列4気筒ターボが搭載され、190kW(約258PS)・400Nmになるとされています。318、320より高出力な4気筒モデルとして位置付けられます。
Q4. G50の318・320・330はマイルドハイブリッドになりますか?
BMWは新型3シリーズの4気筒エンジンに48Vマイルドハイブリッド技術を組み合わせることを明らかにしています。318、320、330については8kW(約11PS)・25Nmの電気モーターを組み合わせる仕様が伝えられています。
Q5. 新型BMW 330e(G50)のスペックは判明していますか?
330eはG50でも2.0L直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたPHEVとして設定される見込みですが、システム最高出力や最大トルクなどの詳細なスペックはまだ正式発表されていません。




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