2022年に行われる予定のBMW3シリーズ G20のLCIモデルの写真が中国でリークされる形でフライング公開されました。
LCIとしては大掛かりな改良がなされたBMW3シリーズ G20
こちらの記事でもお伝えしていますが現在BMWでは3シリーズ G20のLCIモデルの発売準備に入っています。
そのLCIモデルとなるBMW 3シリーズ G20の写真が中国でフライングする形で公開されました。
こちらが中国でフライングで公開されたBMW3シリーズ G20のLCIモデルですが、LCIモデルとしてはかなり大掛かりな改良が加えられているのはフロント部分を見れば分かります。
写真のモデルはM Sportモデルだと思われますがまずヘッドライトの形状が細型のものに変更されています。
前期モデルよりもシャープな印象を与えているのはこのヘッドライトの変更が大きいと思います。
またキドニーグリルに関しても八角形?のような角張ったデザインが採用され、その全高も少し高くなっている(大型化されている)ように見えること、またキドニーグリル内のフィンがなくなりメッシュ状に変更されている点は4シリーズとの協調性を出す目的でしょうか?
フロントバンパーのデザインも大きく変更され中央のエアダクトは大型化され、両サイドのエアダクトは最近発売されているモデル同様に小型のL字型の形状に変更されています。
BMWのLCIモデルでの改良は多くはバンパー部分のデザイン変更などが一般的ですが、今回はヘッドライトの形状を変更していることからボンネットやフェンダーの一部の形状も変更されていると思われますので、LCIとしては大掛かりな改良となったのではないでしょうか?
フロントに比べるとリアは小幅な改良に留まっている
フロントに比べるとリアに関しては小幅な改良になっている模様。
恐らくはテールランプの形状などは変更されていないのではないでしょうか?
その代わりリアバンパーの両側にあるエアインテークが大型化され、中央のディフェーザー形状の部分が大きくなっていることからリアから見た姿は迫力のあるものに見えます。
マフラーのテールパイプは丸形のものから最近多くなった台形形状のものに変更されていること、リアバンパーが従来と比較するとブラックアウトされた部分が多くなった点も4シリーズとの協調性を持たせての改良でしょうか?
ちなみに、グレードを示すエンブレムが325Liとなっているのは、この写真の車両が中国向けのロングホイールベース仕様の3シリーズセダンであることからLの文字が入っています。
室内はiDrive8.0へ移行しシフトレバーもスイッチへ変更
i4などに採用されている次世代型iDrive8.0に変更され、タブレットのような大型の湾曲したモニターが2つ並んだ姿は一気に近未来感を演出することになっています。
またこれまで伝統的に残されてきたシフトレバーもi4などと同様にレバーではなくスイッチのようなものに変更されており、LCIとは言え3シリーズ G20が大幅なアップグレードされた車両に変貌した印象です。
フロント同様iDrive8.0を採用することはダッシュボードの大きな変更が必要になることから、エクステリアフロント部分同様に室内も大幅な改良が施され、3シリーズ G20の商品力アップへつながっていることになりそうです。
エンジンに関しては今回は情報はありませんが、これまで同様に3気筒、4気筒、6気筒のガソリンエンジンと4気筒のディーゼルエンジンが設定されると思いますが、細かいアップグレードはされているかもしれません。
【引用・参照元】