どんどん暑くなる今日このごろですが、気温と共にBMW MINIのボンネットも熱くなっています。特にR56系のBMW MINIは排熱が弱いみたいで、クーパーSだとボンネットダクトが熱で変形することもあるらしいです。
R56系BMW MINIの弱点
初代R50系のBMW MINIも小さいボンネットにエンジンが詰め込まれていたので排熱が弱いと思っていましたが、R56系はターボチャージャーになったおかげでさらに排熱が弱くなっているみたいです。
エンジンを停止した後もエンジンファンが回り続けるのはそのためですが、国産車しか乗ったことがない人がBMW MINI、特にクーパーSにのると、エンジンファンが止まらない=故障と思うみたいです。
まあ、国産車ではまずありえない状態ですからね。私もこのエンジンファンがいつ頃止まるのか?最初はちょっと見てましたから。
なので、私のミニロードスターもクーパーSなのでエンジンファンはエンジン停止後も回っています。さらに、この暑さですからボンネットはかなり暑い。
目玉焼きが焼けるんじゃないの?と半分冗談、半分本気で思ってしまいます。
ターボチャージャーはフレッシュな空気が必要
ボンネットの中が暑いとエアダクトが変形するだけではなく、ターボチャージャー車の場合は馬力が低下します。
ターボチャージャーは吸い込んだ空気でタービンを回すので、空気が暑くなると空気が膨張して空気の量が減るので馬力が上がりません。なのでフレッシュな冷たい空気を吸わせてあげないと元気がでない。
そのためにボンネットにエアダクトが付いているのですが、エアダクトを覗いて見ると穴が空いていない(笑)
正確にはメッシュ状のプラスチックの蓋が付いていて、私のミニロードスターの場合は少しだけ穴が空いている程度。これではフレッシュな空気は吸えません。
対策としてはエアダクトの中のメッシュ状の蓋を取ってしまうのが簡単ですが、それだけではターボチャージャー自体にフレッシュな空気が効率よく届かない。
それを解決するのがバズハウスデザインのタービンクールフィン
届いた商品がこの写真。下の大きなものがクールフィン本体。この形状はMINIチャレンジカップのレーシング仕様と同じ形状だとか。
左上が取り付けボルトで右上が黒いカッティングシート?。
ボンネットのエアダクトを外した後がこの写真。
白い矢印:クリップ
青い矢印:クリップ
オレンジ矢印:ネジ
まずはオレンジ部分のネジをボンネットのウラから外します。あとは内張り剥がしでこじれば外れるんですが、見事に青い部分のクリップは折れました(汗)
青い部分のクリップはたぶん折らずに外すのは無理だともいます。構造的に難しいと思いますので諦めてください。年式によってはこの青いクリップがないものもあるみたいです。
先程入っていた黒いカッティングシートはオレンジ部分のネジの当たりに貼り付けると、エアダクトを覗き込んだ時にボディの色が目立たないように貼るようです。
私の場合は、ボンストを自分で貼った時に自分の不器用さを痛感したので今回は貼りませんでした。ボディが赤色なのでそんなに目立ちませんから。
後は付属のネジでボンネットに空いているネジ穴にボルトオンで完成です。エアダクトさえ外してしまえば簡単に取り付け出来ますよ。
実際に取り付けた後にエアダクトの中を覗いてみるとこんな感じで中が確かに丸見えです。
この写真は少し加工して中を見やすくしていますので実際にはここまでハッキリとは見えないと思います。
私の場合はこのままだとゴミまで吸い込みそうなので、メッシュの板でもそのうち貼り付けようかと思っていますが。
実際に取り付けて走ってみましたが、効果の程は・・・実感するには長距離ドライブなどしないと分からない感じです。しかし、熱でエアダクトが変形するのはイヤなので、それが防げるのならこれはこれで有りだと思います。
購入はバズハウスデザインの直販サイトで購入可能です。
詳細な取消方法も写真付きでありますのでご参考に!
BMW MINI用 R56系クーパーS & JCW用タービンクールフィン – buzzhouse design
BMW MINI用 R56系クーパーS & JCW 用 タービンクールフィン ダミーのボンネットスクープを有効活用。 スクープからの風をタービンに当りやすくし、タービンの冷却を助けます。