ABARTH フットレスト

ABARTH(アバルト)500に試乗していた時から分かっていましたが、右ハンドルのマニュアルミッション(MT)は足元が狭いです。

左にオフセットされているというより元々狭い。物理的に狭い。3ペダルは無理だろう?的に狭い(笑)

具体的に書くとクラッチとフットレストの間が狭い。近すぎる。

さらに、クラッチペダルに対してフットレストの高さが低すぎる。

左足をフットレストに置いて、クラッチを踏もうとすると必ず靴の右端がクラッチペダルの端っこに引っかかる。

毎回毎回引っかかる。その度に「舌打ち」している自分に気づきます。

何が原因なのかとよくよく足元を見てみると・・・

1.フットレストとクラッチペダルの間が狭い
2.クラッチペダルに対してフットレストの高さが低すぎる
3.フットレストの上部隙間が狭い

この3つが主な原因だと思います。

ちなみに3のフットレストの上部隙間が狭いのは解決不能です。

なぜなら、ABARTH500のフットレストはセンターコンソールからインパネに続くパネルに一体成型で作られているからです。

もっと簡単に言うとパネルにフットレストとして使えるような窪みがある感じでしょうか?

私的にはこれをフットレストでなくフットレストの様な形をした窪みのように思えます。

と、言うことは改善する方法は1と2になります。

フットレストの高さがクラッチペダルに近づけば高さと隙間の問題は解決出来るのではないか?と思いgoogle先生に聞いてみました。

google先生からの提案がこちらです。

OKUYAMA  CARBING ドライバーフットレスト。

純正のパネルを取り付けているボルトにこのフットレストを付属のボルトで取り付けるだけ。

これなら私にでも出来る!

さらに、よくネットで調べていくと純正のフットレストよりも底上げされているので、クラッチペダルとの段差も少なくなっているとか。

それにプラスしてフットレストの幅も気持ちワイドらしい。

価格も衝動買い出来る感じの微妙な設定(笑)見た目は好みの問題ですが、わたし的にはスパルタンな感じも有りかと。

3ペダルもアルミだし、フットレストのアルミとお揃いになるし。思わずポチッと発注してしまいました。

実際に商品を取り付けるようと思ったら、このパーツを取り付けるには手元の工具では出来ない。

BMWをいじってきた私的にはトルックスも一通りのサイズがあるので大丈夫と思いきや、六角レンチ(ヘックスレンチ)が必要なんです。

ドイツ車は大抵+-以外のネジはトルックスだったんですが、イタリアンなABARTHは六角(ヘックス)なネジが多いことにこの時気付きました。

シートレールの取り付け部分も六角(ヘックス)です(汗)

手元の六角(ヘックス)レンチは細いイモネジを締めるものしかありません。なので、急いでホームセンターへ直行!そこで購入したのがこちら。

私の手持ちのレンチは差し込みが6.35mmの小さいレンチなのでこれしか合うサイズがありません。

しかし、取り付け説明書に書かれているサイズは入っているので大丈夫。

しかし、久しぶりにホームセンターに走った気がします。

道具は完全ではありませんが一通りそろっていると思っていましたので。

道具が揃えば後は簡単。

ネジを緩めてフットレストを取り付けネジを締めるだけ。

若干手前のネジを締めるのに力が入りましたがレンチなのでエイっと回してねじ込み終了。

実際にフットレストを取り付けて運転してみた感想はgoodです。

純正のフットレストよりも高さが嵩上げされてクラッチペダルに近づきました。

そのおかげでフットレストとクラッチペダルの間は純正より狭くなっていますが、靴の右端が引っかかる回数も減りました。

さらに、運転していて気付いたのは左足の置き場。

フットレストの奥まで左足を入れるのではなく、少し手前に左足を置くようにすると今まで以上にフットレストとクラッチペダルの踏み変えが楽になりました。

慣れるまでは少し違和感があるかもしれません(ちょっとガニ股で座っているイメージ)が慣れてしまえば快適です。

ABARTHのマニュアルミッション(MT)オーナーの方は絶対にこのOKUYAMA  CARBING ドライバーフットレストの取り付けをお勧めします。