アバルト500は、フィアット500をベースにした魅力的な小型車です。この車には最新のハイテク装備はないものの、シンプルでクラシックな雰囲気が根強いファンを引きつけています。しかし、国産車の多くが標準装備として採用しているLED照明は、この車にはまだ搭載されていません。そのため、特にナンバー灯をLEDに交換したいというオーナーも多いのではないでしょうか。
今回は「アバルト ライセンスプレート(ナンバー)灯 LED化」をテーマに、私が実際に行ったナンバー灯のLED交換の手順や注意点、そしてLED化の効果についてご紹介します。
アバルト500のライセンスプレート灯をLED化するメリット
アバルト500のライセンスプレート灯をLEDに交換することで、車の外観がよりスタイリッシュに見えるようになります。
また、LEDは明るさが高く消費電力が低いため、電球よりも効率的です。
さらに、LEDに変えることで後方の視認性が向上し、夜間のバック時の安全性も向上します。
必要なパーツと工具
アバルト500のナンバー灯をLEDに交換するために必要なパーツと工具は以下の通りです:
LED電球(ライセンスプレート用):2個
警告灯点灯防止用の抵抗:1個
取付ステーとボルト:1セット
マイナスドライバー
手持ちのものを使用
ストリップ(結束バンド)
手持ちのものを使用
警告灯が点灯しないように、抵抗の取り付けは必要です。
抵抗は一般的に500円程度で購入でき、アバルト500に適したものを選びましょう。
アバルト500のライセンスプレート灯LED交換手順
1. 内装の取り外し
これには、ボルト1個とクリップ10個程度を取り外す必要があります。
マイナスドライバーを使用してクリップを外し、内装を引き剥がしていきます。
最上部の大きめのクリップが外しにくい場合もあるので、無理をせず慎重に作業を進めましょう。
2. 警告灯点灯防止用抵抗の取り付け
この際、電線用クリップを使用して配線の一部をむき出しにし、抵抗を接続します。
接触が悪い場合は、配線の被覆を少し剥がしてから結線すると確実です。
抵抗の固定
抵抗は発熱が大きいため、金属製のステーでしっかりとボディに固定することが重要です。
オートバックスなどで販売されているL字型のステーを利用し、ボディにちょうどよい位置のボルトに固定します。
余った配線は結束バンドでまとめ、ボディと擦れないようにすることも忘れないでください。
3. LED電球の交換
LED電球への交換は非常に簡単です。
ナンバー灯カバーをマイナスドライバーなどで外し、既存の電球を取り外して新しいLED電球に差し替えます。
LEDの極性があるため、点灯しない場合は電球を180度回転させて再度装着してください。
4. 点灯確認と内装の取り付け
電球交換が完了したら点灯を確認し、問題がなければ取り外した内装を元に戻します。
全てのクリップとボルトを元通りに固定し、しっかりと装着されていることを確認してください。
LED化によるライセンスプレート灯の効果
実際にLEDに交換してみると、その明るさは非常に印象的です。
夜間のバック時には、ナンバー灯の明るさがバックランプの代わりに役立ち、後方の視界が格段に向上しました。
アバルト500はバックランプが助手席側に1つしかないため、夜間の後退は視認性がやや悪いですが、ナンバー灯をLEDにしたことで後方が明るくなり、安全性が向上します。
ナンバー灯LED化の注意点
熱対策
抵抗は高温になるため、必ず金属ステーでボディに固定しましょう。
極性確認
LEDは極性があるので、点灯しない場合は向きを変えて確認してください。
警告灯の点灯
ライセンスプレート灯の交換時に警告灯が点灯しないように、必ず抵抗を取り付ける必要があります。
DIYで簡単なLED化の魅力
アバルト500のナンバー灯のLED化は、必要なパーツと工具があれば簡単にDIYでできるカスタマイズです。
見た目のスタイリッシュさに加え、実用面でも大きなメリットがあるため、是非チャレンジしてみてください。
LED化を施したことで、夜間のバック時の視認性が高まり、後方の安全確認が楽になりました。
初めてのDIYにも最適なプロジェクトですし、コストパフォーマンスも良いので、おすすめです!
ABARTH(アバルト)のライセンスプレート(ナンバー)灯のLED化のポイント
・アバルト500のナンバー灯LED化に必要な抵抗は警告灯が点灯しないように、5W程度の抵抗が1個必要です。
・ライセンスプレート灯をDIYでLED化は初心者にもこの記事などを参考に作業すれば可能だと思います。
・抵抗は発熱するので、金属製のステーで固定し、ボディに直接触れないようにしてください。
・ナンバー灯以外にもウインカーなどもLED化できます。
・点灯しない場合は極性を逆にしてみてください。
同じ様に付けたのですが、警告ランプがついてます。どうしたことでしょうか。教えて下さい。
上杉さん
コメントありがとうございます。
同じように配線されたとのことですが警告ランプが消えない理由はこちらでは分かりかねます。
警告ランプが消えない=電圧不足だと思いますので
抵抗などの数値が間違いないかご確認されてはいかがでしょうか?
最後に記事でご紹介している方法はあくまでも個人の趣味の範囲ですので、作業に関する責任などは自己責任となる旨をご理解いただけると幸いです。
お役に立てずに申し訳ございません。
ありがとうございました。又、こちらで確認してみます。参考になりました。