またアバルトから限定車が販売されました。

何台出る?アバルトの限定車

ABARTH 595 SCORPIONEORO(スコルピオーネオーロ)はツーリズモベース

アバルト595モンスターエナジー・ヤマハを限定60台で発売

この数ヶ月の間にでもアバルト595スコルピオーネ オーロとモンスターエナジー・ヤマハの2台が発売されていますが、今度はアバルト595 Momentoという限定車が発売されました。

フィアット500も1年間で何回限定車を販売するのか?と思うほど限定車が販売され、そのおかげで?フィアット500の販売も好調だと言われています。

そのフィアット500で成功した?手法をアバルトにも応用した?のが今回の限定車3連発ということになるのでしょうか?

ちなみに、この3台の限定車にはそれぞれの特徴があり一応差別化されている模様ですが、一般の顧客には全く区別できないという謎の仕様になっています(笑)

  • 595スコルピオーネ オーロ:ツーリズモベース
  • 595モンスターエナジー・ヤマハ:Pistaベース
  • 595Momento:コンペティツィオーネベース

アバルト595Momentoとは?

今回発売された595 Momentoの最大の特徴はメカニカルLSDが装着されていること。

通常、車には「ディファレンシャルギア」と呼ばれる部品が付いています。カーブを走る際は、カーブの外側のタイヤの方が、内側のタイヤよりも多くの距離を走ります。

そのため、ディファレンシャルギアはカーブを走る際に、外側のタイヤと内側のタイヤの回転差を吸収するもので、カーブの外側のタイヤをより多く回転させ、内側はそれよりも回転を抑えるようにすることで、スムーズにカーブを回ることができるのです。

しかし、さらに速いスピードで急カーブを回るようなスポーツ走行の場合、遠心力で内側のタイヤが浮いてしまうことがあります。こうなると、内側のタイヤにかかる負荷が無くなり、空転するため、ディファレンシャルギアは勘違いし、内側のタイヤだけ多く回転させようとしてしまいます。

そこで、登場するのがLSDです。

LSDはデファレンシャルギアの滑り(Slip)を制限(Limited)するもので、これがあると内側のタイヤが浮いてしまうようなスポーツ走行時にも、無駄なくパワーを路面に伝えることができるのです。

(引用:https://car-me.jp/articles/3428)

要するに、LSDとはスポーツ走行の際のコーナーにおいて無駄なくパワーを路面に伝えるもの、ということになりますね。

アバルト595という車はただでさえコーナリングマシンな訳ですが、スポーツ走行などのコーナリングではサスペンションストロークが短いために、設置力が不安定になる場合があります。

そのような条件で効いてくるのがLSDということで、コーナリングマシンのアバルト595をさらにコーナリングマシンとして成長させてくれるスグレモノということになります。

なので、このアバルト595 Momentoという車は、コンペティツィオーネよりもさらにハードな走りの車ということになりますね。

アバルト595 Momentoはカーボンパーツがてんこ盛り

メカニカルLSDが付いた硬派なアバルト595 Momentoですが、その他装備もかなり硬派な仕様になっています。

ボディの内外にカーボンパーツ等が沢山取り付けられています。

  • カーボン製インパネ
  • カーボン仕上げリップスポイラー
  • カーボン仕上げドアミラーカバー

これらのカーボンパーツは社外品などでは販売がされていましたが、アバルト純正品として販売されるのは日本では最初?だと思いますので、かなりのクオリティが期待できると思います。

またそれ以外にも・・・

  • 17インチ 12スポーク アルミホイール(ブラック仕様)
  • ブレンボ製 4ポッドフロントブレーキキャリパー(イエロー仕様)
  • センターハブキャップ(イエロー仕様)

などのスポーツ性をイメージさせる仕様のパーツが取り付けられています。

そしてマフラーはもちろんレコードモンツァが装備されています。

ボディカラー はGrigio Opaco(マットグレー)の1色のみで、5MT仕様のみが販売されます。

ステアリングは右ハンドル(31台)左ハンドル(49台)が選べますが、この場合は左ハンドルの一択ではないでしょうか?

限定80台、うち左ハンドルが49台ですので、早いもの勝ちになりそうです。

【引用・参照元】