アバルトオーナーの方々なら、インテリアの仕上がりにこだわりを持っている方も多いのではないでしょうか?
アバルトのサイドブレーキはグリップ部分が革製で高級感があるものの、ブーツ(カバー)部分がペラペラのゴム製。
そこで今回は、サイドブレーキカバーを革製に簡単に交換し、インテリアの一体感を高める方法をご紹介します。
シンプルな道具と工夫で誰でも挑戦できるので、ぜひ参考にしてください。
アバルト500専用サイドブレーキカバー(ブーツ)
*現在販売しておりませんので色違いをご紹介しております。私が購入したのはスエード調のレッドステッチのサイドブレーキブーツです。
革製などもありますが、内装が黒、イタ車は赤という固定観念でこの組み合わせを購入しました。
ただし、取り付けに大きな問題が発生。
ブーツの口が小さすぎ(サイズがジャストフィット)て奥までブーツを通すことができません。
こんな時の簡単な取り付け方法があるのをご存知でしょうか?
必要なもの
- サイドブレーキ用革製ブーツ(ブラック×レッドステッチが特におすすめです)
- コンビニのビニール袋(サイドブレーキグリップ部分にかける用)
- ドライバー(必要に応じて)
サイドブレーキカバーを簡単に取り付ける手順
ステップ1:コンビニのビニール袋を準備
このビニール袋はサイドブレーキグリップに巻き付け、サイドブレーキカバー(ブーツ)とサイドブレーキ本体の摩擦を減らす(滑りを良くする)ために使用します。
ビニールを適当な大きさに切り取っておき、サイドブレーキグリップ部分全体を覆うようにします。
ステップ2:ビニール袋を使ってブーツを装着
ビニール袋を巻いた状態でサイドブレーキブーツ(革製)をサイドブレーキグリップ部分に引っ張って装着します。
この際、革と革の摩擦を抑えるためにビニール袋を活用することで、スムーズに引き入れることができます。
思った以上に滑りが良くなり、引っ張る際に力が入りやすくなります。
ステップ3:グリップの太い部分を通す
ブーツをグリップに引っ張りながら装着していくと、サイドブレーキの根本部分で少し力が必要になるかもしれません。
この部分はグリップが太くなっているため、少しの力が要りますが、ここで根気強く引っ張りましょう。
力を入れてしっかり引っ張れば、スッと通るはずです。
ステップ4:ブーツの根元をセンターコンソールに押し込む
ここまで装着できたら、サイドブレーキブーツの根元部分をセンターコンソールにしっかりと押し込みます。
さらに丁寧に仕上げたい場合は、後席部分のドリンクホルダー底蓋を取り外してセンターコンソールを固定しているボルトを緩めると、よりスムーズに取り付けが可能です。
完成と仕上げ
これで、サイドブレーキブーツの取り付けが完了しました。
ビニール袋を使用する方法は、ゴルフクラブのグリップを交換する際にも使われるテクニックですが、車のインテリアにも応用できる便利な方法です。
滑りを良くし、作業が簡単に進むため、力があまり必要なくなり、誰でも短時間で完成させられます。
これでインテリアの統一感、質感がアップ!
この写真を見ただけであれば、「軽トラですか?」と聞かれるほどのチープさです。
革製のブーツに交換すると、インテリアの高級感が増し、見た目に統一感がでるのが明らかです。
また、ゴム製のブーツよりも耐久性があり、手触りも良くなるため、ドライブがより快適に感じられるでしょう。
他にもある、コンビニ袋の活用法
アバルトでは少ないと思いますが、フィアット500の場合はシートカバーを取り付ける方が多いと思います。
専用設計のシートカバーはジャストフィットのサイズで作らないと取付けた際にシワだらけになります。
つまり、取り付けがサイドブレーキブーツ(カバー)以上に大変なことになります。
そんな時はコンビニ袋やビニール袋を同じ用に使用することでスムーズにシートカバーを取り付けることができます。
もちろん、物が大きくなっていますのでサイドブレーキブーツ(カバー)と全く同様にスムーズには取り付けできません。
できれば2人で作業すれば、かなり簡単にシートカバーを取り付けることができると思いますのでお試しください。
アバルトはカスタマイズポイントが満載
これでサイドブレーキブーツの簡単な交換方法をご紹介しました。
アバルトのようにスタイリッシュな車には、細部にもこだわりたいものです。
高級感をプラスしつつも手軽にカスタマイズできるので、サイドブレーキブーツの交換はおすすめです。
ぜひ挑戦してみてください。
また、サイドブレーキブーツ関係以外にもチープな部品が数多く室内にありますので、気になるものはどんどんカスタマイズするのがアバルトの楽しみ方の1つとも言えます。