アバルト500 バックがしにくい

アバルトは非常に小さな車です。なので車庫入れも簡単なんですが、ひとつだけ問題があります。車庫にまっすぐ停めにくい。いつも斜めに車が停まっている。そんな経験をお持ちのアバルトオーナーは多いと思います。

通常であればバックカメラを取り付ける方がほとんどだと思いますが、私のアバルトにはそもそもカーナビがありません。家の近所を走ることを想定して購入しましたのでそもそもカーナビは必要ないと思っていました。現に今でも道に迷った場合はグーグル・マップやyahooカーナビを活用していますので困ることはほぼありません。

これが仇となってバックカメラが取付出来ないという想定外の自体が発生しています。

ルームミラーモニター 4.3インチ フルミラー バックカメラ連動機能

こんなモノもあるのですが既にモナコミラーに交換済みですので今さらルームミラーモニターに取り替えるのはもったいない。それよりもモナコミラーがすごく気に入っているので買い換える気もしません。

どうしたものか悩んでいる時にふと思いまだしたことがありました。私の6シリーズグランクーペはギアをリバースに入れると助手席にサイドミラーが自動で下向きに角度を変えて車庫の枠線が見えるようになっています。なのでバックカメラと助手席のサイドミラーを見ながら車庫入れしています。

なので、バックカメラが無くてもサイドミラーが下を向いてくれれば車庫入れで車をまっすぐに停めることが出来るのでは?と思った訳です。もちろん純正の部品ではそんな便利なモノは用意されていません。

そこでネットの中をいろいろ調べてみると汎用の商品があることが分かりました。

リバース連動ミラー下降装置(フィアット500適用)

この商品はフィアット500適用と記載がありますが、フィアット500用に作られている訳ではなく誰かが人柱になってご自身でフィアット500に取付することが出来たのでフィアット500にも使えますよ、という意味です。他の車種適用にも適用と記載がありますが基本的には同じ商品のようです。

なので、このリバース連動ミラー下降り装置を取り付ける際には配線をひとつづつ調べて取り付ける必要があります。この段階でかなりハードルが高いのです。私もやれば出来ると思いますがテスターとか持っていませんし、内装を取り外すだけの気力もありません。

悩んだ結果、先日のレッドテールランプの取付してくれたディーラーに部品の取り寄せと取付をダメ元でお願いしてみました。すると、サービスに確認して取付の可否を確認してくれるというお返事。アバルトのディーラーは相変わらず融通が効くので助かります。

数日後にディーラーから連絡をもらいましたが、販売元に電話して確認までしてくれたそうです。その結果、商品の取り寄せは私が行い、取付はディーラーで行ってくれるという結果に。ラッキーです。ただし、配線を調べながら取り付けるので工賃が1.5万円ぐらいかかりそうですとのこと。約4,000円の商品に工賃が1.5万円かかるのは少し微妙に思いましたが自分で取り付けて失敗することを考えるとディーラーにお願いした方が確実なので今回はディーラーにて取付してもらいました。

リバース連動ミラー下降装置リバース連動ミラー下降装置取り付けた結果がこちらの写真。上が通常のサイドミラーの角度。下の写真がリバースにギアを入れた時のサイドミラーの角度。ちょっと写真が分かりにくいですが下の写真だと僅かに駐車場の白線が見えるようになりました。

本当は下向きの角度がもう少し下向きに向いてくれれば有難いのですが、下向きの角度調整は出来ないようです。それでも今まで見えなかった駐車場の白線が見るだけでも駐車が確実に楽になりました。

これでバックカメラを取り付けること無くアバルトを駐車場にまっすぐ停めることが出来るようになりました。基本的に汎用品ですから細かい調整が出来ないのは仕方がないこと。元々はハイエース?用に作られた商品?だと聞いていますのでハイエースならこの角度でバッチリ白線が見えるんでしょうね。

思ったよりも少し高くつきましたが満足度は非常に高い商品だと思います。