キーボードカバー ポリウレタン製
会社で使用しているパソコンにはキーボードカバーなんて取り付けたことがないのですが、イヤ正確には自宅のパソコンにもキーボードカバーなんて取り付けたのはこのMacBook Airが初めてです。それぐらいMacBook Airのキーボードはカッコイイいいしタイピングもしやすい。こんなにキーボードが良いと思えたパソコンはThinkpad以外はありません。

なので、今まで良くわからずに適当に購入したキーボードカバーを使用して来ましたが、今回MacBook Airを仕様継続するにあたっていろいろ調べた結果、多くの人がキーボードカバーについて不満が多いことが分かりました。実は私も不満だらけだったのですが、初めてのキーボードカバーだったのでこんなものかと思い込んでいました。

キーボードカバーの不満1:タイピングがしづらい

私が以前使用していたキーボードカバーは一般的なシリコン製のキーボードカバーです。なのでタイピングしていると指が滑ららない感覚がありどうしてもタイピングがゆっくりになるというかタイピングが嫌になる感じでした。あの指にくっつく感覚がとてもイヤでした。

キーボードカバーの不満2:カバーがキーボードに張り付く

キーボードカバー 不満
こんな感じです。年数が経つにつれて使用頻度が増えれば増えるほどにキーボードにカバーが張り付きます。実用的には私のタイピング技術ではまったく問題ないのですが、見た目が悪いと気分も悪くなります・・・。

キーボードカバーの不満3:キーボードの文字がきれいに見えない

私はほぼブラインドタッチは出来ません。必ず手元をチラチラ見ながら出ないとタイピングは出来ません。そもそも文字の位置なんて指が大抵は覚えているのでキーの文字が見えなくても困ることはないのですが、私のようにwindowsマシンとMacBook Airを使用しているとキー配置が微妙に違うのでたまにキーボードをじっと見つめるのですが文字がきれいに見えないとイラッとします。

私のキーボードカバーに関する大きな不満はこの3つです。他の方々は打刻感が重いとかキーを強く押しこむ感覚がイヤだとか書かれていますが私はプロのタイピストではないのでそこまでの細かい感覚はなんとなく分かる程度です。

・・・で、これらの不満の原因がどこにあるのかを調べていくうちになんとなく分かってきたことは、キーボードカバーの材質がシリコン製であるということでした。大抵のキーボードカバーはシリコン製なんです。どうもシリコン製の方が加工が簡単で製造単価も安くなるのが大きな理由だと思われます。

ですから、多くのキーボードカバーの価格は1,000円前後のモノが大半。要は使い捨てってことです。キーに張り付いたら交換。カバーの色が変色したら交換。女性のストッキングと同じ扱いという感じでしょうか?

なので、まずはシリコン製以外のキーボードカバーを探すことにしたんですが、これがなかなか見つからない。ネットの中でいろいろな方々が想像以上にキーボードカバーのレビューを書いているのですがシリコン製のキーボードカバーがほとんど。これでは今までと変わらない不満が出るのが当たり前。

MacBook Air 11インチ用極薄キーボードカバー「moshi clearguard 11」

やっと見つけたノンシリコン製のキーボードカバーがこれ。この「moshi clearguard 11」はTPU熱可塑性ポリウレタンという素材とのこと。この写真でも分かるようにキーボードカバーが薄いのでキーの文字もきれいに見えそうです。ただし、価格は通常のキーボードカバーの約3倍。3,000円前後になるようです。やはり高い。

moshi clearguard 11
実際にMacBook Airに取り付けた状態がこちら。以前のシリコン製キーボードカバーに比べるとまっさらの状態ということを差し引いてもキーボードがとても綺麗に見えます。タイピングの感覚もまだ数時間程度しかタイピングしていませんが以前指にくっつくような感覚は皆無。けど、やはり見た目が良いのは精神衛生上もとてもよい感じ。タイピングがサクサク進みます。

通常のキーボードカバーの約3倍の価格はしますが、その価値が十分あるキーボードカバーだと思います。これで長年のしっくりしない感が無くなっただけでも新しいパソコンを買った気分になれますよ。