BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | 爆音で有名なアバルト595Cのマフラー音量を測定してみた先日私のYoutubeのコメントにアバルトのマフラーが爆音過ぎて家族から購入を反対されている、というお話をいただきましたのでどれだけ爆音なのかを測定してみました。

私のアバルト595Cの基本スペック

私のアバルトは既に純正の原型を留めていない部分もあります。

全てのアバルト595系のマフラー音が同じような音量なのかは別にしてあくまでも参考としてもらえればと思います。

その前提条件として私のアバルト595Cの主なカスタマー内容をお伝えしておきます。

アバルト 595C ツーリズモ カスタマイズ第一弾終了でやっと本当に納車される(後編)

そもそもマフラーがアクラポビッチのマフラーに交換されています。

有名なレコードモンツァ(レコモン)に比べると音量は小さいと言われていますがそれなりの音はします。

アバルト 595C ツーリズモにスリーハンドレッド製ECUチューニング施工したのでレビューします!

マフラー以外だとECU(コンピューター)をTHREE HUNDREDにてチューニングされています。

マフラーの音はマフラーだけで決まるのではなく吸気、排気に関わる全てのことが影響します。

ECUによって吸気、燃料などのタイミングが変更されて馬力、トルクがアップされていますから、当然マフラーの音にも影響しています。

マフラー音量の計測方法

交換用マフラーの騒音規制見直しのポイント

本来であればこちらの記事のように決まった測定方法でマフラーの音量を計測するのが正しい方法ですが、そんな計測機器もありませんのであくまでも簡易的な測定になります。

  • 撮影:iPhone6s
  • 録音:iPhone6s本体マイク
  • 測定:Sound Meter – Simple Detector(iPhoneアプリ)

という機器で測定を行いました。

撮影場面の写真を撮り忘れたのですが概ねマフラーから1m程度の位置の地面にiPhoneを設置を行い、アバルトは冷感時からのエンジン音を測定しています。

デシベル単位のノイズレベル(dB)

20デシベルとても静かなほとんど何も感じません
40 dB-静かな、ささやきのような音
50 dB-静かなオフィス
60デシベル通常の室内の会話
80 dB-ノイズが多く、神経を傷つける可能性があります
90 dB-非常にノイズが多く、神経損傷
100デシベル聴覚障害ノイズの増加
120 dB-耐え難い

今回の音量はdB(デジベル)で測定されますので、概ねの数値の目安は上記の通りです。

実際にアバルト595Cのマフラー音を測定してみた結果

詳細は下記の動画を見てもらえば分かりますが、概ね70dBから80dBの音量を測定することができました。

70dBから80dBの音量というのは上記の目安一覧からすると・・・

  • 60 dB通常の室内の会話
  • 80 dB-ノイズが多く、神経を傷つける可能性があります

となりますので、まあまあうるさい音だということが実証されました。

ただし、1つ気になったのは冷感時に暖気のためにアイドリングの回転数が高まり、エンジン音が大きくなりマフラー音量が大きくなることは理解できます。

しかし、エンジン始動後約1分程度で明らかに音質が変化し、かつエンジン回転数が低下しているにも関わらず測定アプリの表示にあまり変化がみられません。

人間の耳では明らかに音が小さくなっているように聞こえますが、測定器の数値はあまり変化がないのが不思議です。

恐らくは冷間時のエンジン回転数が高い時とエンジン回転数が低い時の音色も変わっていることから、音色が変わったことで音量が小さくなったと錯覚しているだけで音量自体の値は変化がない?ということでしょうか?

私が感じた音量と測定器が計測した音量の違いについて

アバルト595Cのマフラー音を計測した際、私の耳で感じた音量と測定器の示す数値に違いがありました。

この差には、音の周波数特性や測定位置が大きく影響していると考えられます。

まず、人間の耳は中音域(約1kHzから4kHz)に特に敏感で、同じ音圧でも周波数によって感じ方が異なります。

アバルト595Cの低音が響くエンジンサウンドは、耳には強く迫力をもって伝わりやすいのですが、一般的な音量計は音の全体的な音圧を基に数値を算出するため、耳が感じる迫力とは異なる結果になることがあるのです。

このように、デシベル(dB)で表される測定値には、あくまで音圧の「量」を示す性質があり、人間が感じる「大きさ」とは異なる場合がある点を理解する必要があります。

さらに、音の測定位置も体感音量に影響します。

車内での音は車体や内装材に反響して特定の音域が強調されるため、耳には「より大きく」響きやすくなります。

しかし、測定器は特定の位置でピンポイントに音圧を捉えるため、こうした反響による増幅効果があまり反映されず、耳で感じる音量と測定器の数値に差が生じるのです。

したがって、アバルト595Cのような特徴的なエンジンサウンドでは、測定器の数値だけでは迫力や実感を完全には伝えきれないことが分かります。

数値は客観的な基準として役立ちますが、実際に耳で聞いたときの「体感音量」には、周波数や反響といった要素が複雑に影響しているのです。

今度はできるだけ正確な計測をしたいのですが・・・

なにせ冷間時の音を撮影しようと思うと1日1回しかできませんので再測定は時間がある時に再度挑戦したいと思います。

どんな状態だったのかは下の動画でお確かめください。

参考になった方はぜひ動画下に表示されている高評価ボタンを押してもらえると励みになります。

また他にもたくさん動画をアップしていきますのでチャンネル登録してもらえるとさらにがんばれます!

爆音で有名なアバルト595Cのマフラー音量を測定してみたABARTH595C & AKRAPOVIC Muffler sound measurement.