アバルト ディーラー
本日7月1日より全国のフィアット/アルファロメオ正規ディーラーにて正式にアバルトブランドの販売が開始されるようです。これでアバルトが欲しいけど近くにディーラーが無いから買えないと諦めていたあなたにはビックチャンスです。

それに合わせてアバルト正規ディーラー全店にてキャンペーンが行われるようですので、夏のボーナス戦線にも重なりますから驚きの値引き?イヤ非常に購入しやすい条件が出るかもです。一度遊びに行かれてはどうでしょうか?

ただし、イタリアでは新しいアバルトも発表されていますので成熟された現行型を購入するか、新型が出るまで我慢するか?はよく検討される方が良いかと思います。特に輸入車は初期物は故障が多いと言われますので。

しかし、このタイミングでアバルトの取扱店を一気に増やすことになったのでしょうか?

アバルト 販売台数
この表は日本自動車輸入組合から発表されている2015年度のブランド別販売台数ランキングです。よく見ると国産メーカーの名前もありますがこれはいわゆる逆輸入車と言われる車です。例えば、ニッサンだとマーチはタイで生産されて日本で販売されていますよね。これらも一応輸入車扱いとしてこの表では扱われています。

一目同然ですがアバルトは前年対比219.6%、つまり前年対比で倍以上販売台数が増えたということです。この前年対比200%超なブランドは国産メーカーの逆輸入車を除けばアバルトを含めて3ブランドのみ。全体の販売台数でも国産メーカーを除けば18位、年間でも初の1,000台以上の販売したことになります。ジャガーやマセラティと同等の販売台数にまで伸びたことになります。

つまり、少ない店舗数でこれだけ売れるのだから販売店が増えればもっと増えるよね、とインポーターが判断したことと、既存のフィアット/アルファロメオディーラーからも売れる車を販売したいという要望が大きくなったとも考えらます。

もちろん、もうすぐ国内でも販売が開始されるフィアット124スパイダーの上級バージョンであるアバルト124スパイダーの拡販も視野にあると思います。

これらでも分かるようにもうアバルトはマニアックな車から輸入車としてはメジャーなブランドに成長したとということです。なので、今まで以上に街中でアバルトとすれ違うことも多くなるでしょう。そうすると、今までマニアックな車としてアバルトと接してきたユーザーの気持ちは微妙に変化すると思います。

私はR53MINIクーパーSに約6年乗っていましたが、モデルチェンジがある度にローバーミニからの流れが消えていき、今風なMINIに変化してきたことで今MINIを購入するつもりが無くなったのと同じ現象が発生すると思います。私が今回アバルトを購入する際にMINIも試乗しましたが、その車は私が知っているMINIではありませんでした。

しかし、その方がMINIはどんどん販売台数が伸びていき、クロスオーバーなる派生車種が登場した際には「もうMINIではない」とどこかの自動車評論家がインプレされていましたが、まさにアバルトも同じ状況になっていくと思います。

とは言え、アバルトユーザーが増えることは良いことですし、これからアバルトオーナーになりたいと思っている方はぜひ一度お近くのアバルト正規ディーラーにこの機会に遊びに行かれてはどうでしょうか?

お近くのアバルト正規ディーラーはこちらで調べることが出来ます。