アバルトの車はそのコンパクトさやスポーティなデザインで多くのファンに愛されていますが、細かい部分には少し残念に感じる点があるのも事実です。
例えば、リアゲートストラップです。
アバルトはコンパクトカーでありながら、リアゲートを開けると驚くほど高く跳ね上がるため、小柄な方や女性がハッチバックを閉める際に不便を感じることが多いです。
本記事では、アバルトのリアゲートストラップを布製からレザー製に交換することで、利便性と見た目の両方を向上させる方法をご紹介します。
標準のリアゲートストラップの問題点
アバルトのリアゲートストラップは、ハッチバックを閉める際に握って引き下げるための重要なパーツですが、その見た目や触り心地には不満が残ります。
標準のストラップは頑丈な布が使用されており、実用面では問題ありませんが、触り心地が安っぽく、見た目もスポーティなデザインに似つかわしくありません。
また、リアゲートが開いたときの跳ね上がる高さが意外と高いため、ストラップの長さが短く、小柄な方や女性にとっては手が届きにくいこともあります。
リアゲートを閉めるためには力も必要になるため、特に日常的にリアゲートを開閉する場面が多い方にとっては煩わしさを感じることでしょう。
レザー製リアゲートストラップの選択肢
これらの問題を解決するために、多くのアバルトユーザーはレザー製のリアゲートストラップへの交換を検討しています。
レザー製のストラップは、見た目の高級感が増し、手触りも柔らかくなり、使い勝手が向上します。
私が選んだのは「レッド×ブラック」の組み合わせですが、他にもカラーバリエーションがあるため、車のインテリアや好みに合わせて選べるのも魅力のひとつです。
これにより、見た目と実用性の両方が向上し、アバルトらしいカスタマイズが可能となります。
レザー製リアゲートストラップの取り付け手順
レザー製のリアゲートストラップを取り付ける手順は非常にシンプルで、基本的にはM6の六角ボルトを回してストラップを固定するだけです。
しかし、元のリアゲートストラップについていたM6の六角ボルトが取り外しにくいことがあるため、交換作業をスムーズに行うためにはM6×15mmのボルトを用意しておくことをおすすめします。
新しいボルトを使えば、力を入れずに交換作業を進められるため、特別な工具がなくても取り付けが可能です。
アバルトのロゴを活かした取り付け方
レザー製リアゲートストラップにはアバルトのロゴが入っており、スポーティなアクセントを与えてくれます。
しかし、ストラップを標準と同じ向きに取り付けると、せっかくのロゴが見えない状態になることがあります。
そのため、ロゴが見えるように工夫して取り付けるのがおすすめです。
例えば、ストラップを少し角度を変えて取り付けることで、ロゴが外側に向くように調整できます。
こうすることで、ストラップを引っ張るたびにアバルトのロゴが目に入り、ちょっとした満足感が得られます。
レザー製ストラップに交換するメリット
レザー製のリアゲートストラップに交換することで、さまざまなメリットが得られます。
まず、見た目がぐっと高級感を増し、アバルトのインテリアに一層の魅力が加わります。
また、手触りが柔らかくなり、布製よりも握りやすくなるため、日常の使い勝手も向上します。
加えて、レザー製ストラップは元の布製よりも長さがあるため、小柄な方でもハッチバックを閉めやすく、少ない力でリアゲートを閉めることができます。
また、交換後のストラップが長くなることで、リアゲートが完全に開いた状態でも手が届きやすくなります。
これにより、少ない力でリアゲートを閉じることが可能となり、女性や年配の方にとっても便利です。
さらに、車内のカスタマイズの一環として、ちょっとした高級感やスポーティな印象を加えられる点も魅力的です。
アバルトのリアゲートの使い勝手をさらに向上させるためのポイント
リアゲートストラップをレザー製に交換したことで、見た目や使い勝手は確かに向上しましたが、まだ改善の余地がある点もあります。
例えば、リアゲートを閉めた際に聞こえる「ペタンっ」という音が少々安っぽく感じられることがあります。
これを改善するためには、リアゲートのゴムパーツやダンパーの交換なども検討してみるとよいでしょう。
リアゲートが閉まる際の音が改善されれば、より高級感のある閉め心地を実感できます。
また、リアゲートを閉める際の手ごたえも改善のポイントです。
リアゲートのダンパーを強化したり、軽量化することで、よりスムーズに閉められるようにすることも一案です。
これにより、アバルトの魅力がさらに引き立ち、日々の使い勝手も向上することでしょう。
アバルトのリアゲートストラップの交換は実用性+カスタマイズ
アバルトのリアゲートストラップをレザー製に交換することで、見た目の高級感と使い勝手の向上が得られます。
特に、アバルトのロゴが見えるように取り付ける工夫をすることで、よりスポーティでスタイリッシュな印象を演出できる点が魅力的です。
さらに、ストラップの長さが増したことで、小柄な方でもリアゲートの開閉がしやすくなり、日常の使い勝手が格段に向上します。
リアゲートを閉める際の音や、ストラップの取り付け方向など、細かい部分にも配慮することで、アバルトの魅力がさらに引き立ちます。
今後もアバルトをより魅力的にカスタマイズするために、このような小さな改良を積み重ねていくことが大切です。
リアゲートストラップのレザー製への交換は、その第一歩としておすすめのカスタマイズと言えるでしょう。