四国カルストから約1時間程度酷道を走って石鎚スカイラインを走ります。

四国カルストから石鎚スカイラインへ

前回の記事で四国カルストの様子をお伝えしましたが、その四国カルストから約1時間程度酷道を走った所にあるのが石鎚スカイラインです。

石鎚山は標高が2000m近い四国で1番高い山ですが、四国カルストから四国の林道のような国道(酷道)を縫うようにして到着することが出来ます。

とは言え、四国カルストへ向かう酷道よりはかなり整備された道も多いので比較的移動は簡単です。

しかし、1番気をつけないとイケないのがガソリンスタンドが無いこと、コンビニなどの店舗がほぼ無いことです。


SOLATO上黒岩SS
〒791-1501 愛媛県上浮穴郡久万高原町上黒岩2589

私の場合は事前にルートを調べた際にガソリンスタンドの位置も一緒に調べた結果、四国カルストから石鎚スカイラインへ向かう道中にはこのSOLATO上黒岩SSしかガソリンスタンドが無いことが判明。

なのでここで給油しておかないと50km程度は給油することが出来ないので、予め満タンで出発するか、心細い場合は早めにSOLATO上黒岩SSにて給油することをオススメします。

なお、SOLATO上黒岩SSではクレジットカードは使用不可の現金のみになりますのでお気をつけください。

また、四国カルストから石鎚スカイラインまでの道中にはコンビニなどの店舗も皆無です。

私は丁度四国カルストから石鎚スカイラインへ向かう時間が12時前後だと分かっていましたので、コンビニでお弁当を購入してから向かいました。


道の駅 みかわ
〒791-1501 愛媛県上浮穴郡久万高原町上黒岩2840

もしランチの時間が気になる場合はSOLATO上黒岩SS近くになる道の駅 みかわに立ち寄るのが良いと思います。

ここにはレストランや売店もありますのでちょっとした休憩やランチなどの食事も出来ますのでオススメです。

まあ、他には選択肢がないので私のようにお弁当持参かの二択になりますね。

石鎚スカイラインは峠道だった

実際に石鎚スカイラインを走った訳ですが、今回この石鎚スカイラインを通った理由は四国カルストから次に向かうUFOラインへ向かう通り道だったというのが理由です。

なのであまり下調べすること無く走りましたが、当然スカイラインと名が付いていることから眺望が良い道路だと思いこんでいました。

しかし実際に走った石鎚スカイラインは四国の俗言う「酷道」程ではありませんが、細い舗装状況が決して良くないワインディングロードが延々と続く道でした。

道路の道幅も所々センターラインが消えている部分もあり、これが以前は有料道路だった言われてもにわかに信じられない道でした。

当然走りに来ている人であれば速度は遅いものの、適度に曲がりくねった道が続き要所要所にはヘアピンカーブもありますので運転は楽しい道です。

しかし、肝心の景色は眺めるスポットもほぼ無く延々とワインディングロードが続く道でした。

これはちょっと想定外で途中で景色をバックにアバルトの写真を取るつもりでしたが、ほぼそのようなスポットもなく少し肩透かしを食った感じです。

石鎚スカイラインの東側から向かって最後に部分に国民宿舎石鎚という標識がありましたので、きっと眺望が拝めるだろうと思いましたがこちらも期待を裏切られることに。

どうも石槌山はハイキングがメインの山でドライブにはあまり適さない山なのかもしれません。

四国にはなぜ「酷道」が多いのか?

四国の山岳部を通る国道、県道、特に番号が三桁の国道、県道はTHE 酷道といえる林道が多いです。

今では四国の4県を往来する高速道路が整備されていますが、それまでは南北に越境する際にはこれらの国道が使われていたはずなのになぜ酷道のままの道が多いのか?

詳細は不明ですが、県道や林道が国道に昇格することで道路整備が進むと言われています。

よって四国の南北を行き交う県道や林道を国道へ昇格させる運動が四国では盛んに行われた模様。

それらの運動のおかげで国道に昇格した県道や林道が国の税金で整備されるはずでしたが、予算不足などの原因で未だに整備されていない道が今現在もの残っていることが原因だと言われています。

四国中を高速道路が整備されたことで、それらの国道の整備が後回しまたは放置された結果、整備されない国道が酷道化していったと思われます。

特に愛媛と高知の間にある石鎚山は標高も高いので整備するだけでも膨大な資金を要すると思いますので、効率家気に道路整備が行える高速道路が優先されたんでしょうね。

そのおかげ?で酷道が四国の名物になったことも事実ですから、嬉しいのやら悲しいのやら。。。

そして、石鎚スカイラインを後にして今回のドライブの終点であるUFOラインに向かいます。