アバルト595 Pistaには695系に装備されていたバルブ開閉スイッチが標準で装備されている模様。
アバルト595 Pistaの魅力:バルブ開閉付きマフラーとは?
アバルト595 Pistaは、その独特なスタイルと優れたパフォーマンスで知られるコンパクトカーです。
その魅力の一つが「バルブ開閉付きレコードモンツアマフラー」にあります。
このマフラーは、ドライビング体験をさらに引き立てる要素として、アバルトファンからも高く評価されています。
レコードモンツアマフラーとは?
レコードモンツアマフラーは、アバルト専用に開発されたエキゾーストシステムで、スポーティなサウンドとともに、エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すことを目的としています。
このシステムは特に、ターボエンジンを搭載した595モデルにマッチしており、刺激的な音色を奏でます。
バルブ開閉機能の仕組みとメリット
このモデルの大きな特徴は「バルブ開閉機能」が搭載されていることです。
この機能により、エンジン回転数やドライビングモードに応じてマフラーのバルブが開閉し、排気音が変化します。
低速では静かな音色を保ちつつ、高回転時には迫力あるサウンドが楽しめます。
さらに、バルブ開閉はパワーの最適化にも貢献し、効率的な排気が可能です。
アバルト595 Pistaのバルブ開閉付きレコードモンツアマフラーは、音と性能を両立させた逸品であり、日常のドライブを特別なものにしてくれます。
RECORD MONZA ATTIVAとは?
先日日本で限定販売モデルとして595 Pistaが発売されました。
595 Pistaの詳細に関しては上記の記事に記載がありますので、そちらでご確認してください。
その595 Pistaにはこれまで日本では一部のモデルにしか装備されていなかったバルブ開閉機能が付いていることが分かりました。
私の記憶だと少し前に日本でも限定販売された695リヴァーレにこのバルブ開閉機能が装備されていました。
ただし、695リヴァーレのマフラーはアクラポビッチですので、レコードモンツァにバルブ開閉装置が付いたモデルは595Pistaが初めて?かもしれません。
従来のアバルト595コンペティツィオーネなどのレコードモンツァ装着車のバルブは、マフラーの負圧のみで開閉がされていたので、運転者側ではバルブの開閉はコントロールできませんでした。
しかし、今回のRECORD MONZA ATTIVAの場合は、695リヴァーレ同様にモードスイッチの切り替えでバルブの開閉を運転者がコントロールできるようになったものです。
当然ノーマルモードではバルブは閉じて、スポーツモードではバルブが開くようになっています。
これで、車庫から出庫する場合はご近所迷惑を考えてノーマルモード(バルブCLOSE)で、住宅街を抜けて幹線道路に侵入した時点でスポーツモード(バルブOPEN)にすることでレコードモンツァのサウンドを十分楽しんでもらえるようになります。
RECORD MONZA ATTIVAは今後標準装備されるのか?
実はイタリア本国ではこのRECORD MONZA ATTIVA付きアバルトを購入できるように既になっています。
他にも私が欲しかったオートライトやオートワイパーも純正オプションで用意されています。
なぜか日本ではオプションにも設定されていません。
過去も今回も限定車という車だけにバルブ開閉装置が付いて日本に導入されていることを考えると、将来的にはRECORD MONZA ATTIVAもオートライト、オートワイパーも標準で装備されると思います。
しかし、その場合車両価格が値上げされることは必須なので、FCA JAPANは慎重になっている可能性があります。
日本の場合は、RECORD MONZA ATTIVAはいざしらず、オートライトやオートワイパーの快適装備がむしろ付いていないアバルトの方がいかがなものか?と思われています。
最近の軽自動車にも装備されている装備が付いていない輸入車ですからねえ。
なので、RECORD MONZA ATTIVAとオートライト、オートワイパーは早期に標準装備して欲しいと思います。
RECORD MONZA ATTIVAの実際の音量は?
今回595 Pistaのマフラー音を公開しているのは、大阪のアルファロメオ/フィアット/アバルト堺店のYoutube動画になります。
おろしたての試乗車なのでアクセルの吹かし具合は遠慮気味ですが、ノーマルモード、スポーツモードでの音量、音色の違いはハッキリと確認することができます。
ちなみに、RECORD MONZA ATTIVA仕様のマフラーテールは、従来の切りっぱなしではなくシルバーのマフラーカッターも標準で装備されるみたいです。
レコードモンツァの貧弱なマフラーテールがかなり改善されていますので、見た目にもカッコよくなっている姿も合わせて御覧ください。