アウディTT(8S)はデザインが好きで買う車だと思います。しかし、どうしても気になる部分があります。それがフロントグリルにあるユーロナンバープレートの土台(台座)です。
アウディTTのフロントグリルはカッコ悪い
写真のようにアウディTT(8S)のフロントグリルにはナンバープレート用の取り付け台座(土台)があります。
欧州と日本ではナンバープレートの大きさが違いますので写真のうようにユーロナンバープレート用の台座の上に日本のナンバープレートを取り付ける場合が多いです。
多くの場合はフロントバンパーにナンバープレートを取り付けるのであまり目立ちませんが、アウディTTの場合はフロントグリルにナンバープレートを取り付けます。
なので、余計にユーロナンバープレートの台座(土台)が目立つことになります。このユーロナンバープレートの台座(土台)はフロントグリルと一体だと思いますので外すこともできません。
デザインが好きでアウディTTを購入した人には、イマイチ納得ができない部分では無いでしょうか?
なぜ欧州ではナンバープレートは横長なのか?
欧州のナンバープレートが横長である理由は、自動車デザインと法規制の歴史的な背景に由来します。
欧州では、自動車メーカーが車両の見た目や空力性能を重視してきました。
横長のナンバープレートは、フロントグリルやリアバンパーと一体感を持たせやすく、車体の美しさを引き立てる役割を果たしています。
また、欧州では共通の基準が設けられており、多くの国で横520mm、縦110mmのナンバープレートサイズが採用されています。
この規格は、特に車両の幅広いボディデザインと調和することを目的としています。
さらに、横長の形状は数字や文字を並べやすく、視認性を高める効果もあります。
自動車文化の側面でも、横長ナンバープレートは欧州らしい洗練されたデザインと結びついています。
アウディやBMW、メルセデス・ベンツなど、多くの欧州メーカーは、この形式のナンバープレートを前提として車両のデザインを進化させてきました。
例えば、アウディTTなどのモデルでは、横長のナンバープレートがフロントグリルの一部として組み込まれています。
一方で、この形状は日本など横長を採用していない地域では異和感を生む場合があります。
そのため、輸入車には専用のナンバープレート台座を設置する必要があることも少なくありません。
これも欧州のデザイン哲学が他国と異なる点を表していると言えるでしょう。
結局のところ、欧州の横長ナンバープレートは、視認性とデザインの両立を図りつつ、自動車の美学を優先する文化の象徴とも言えるのです。
アウディTT(8S)のフロントグリルを交換する
1.アウディTT RSスタイルのフロントグリル
AUDI アウディ TT/TTS 8S(FV)用 RSスタイルフロントグリルセット
海外製のアフターパーツメーカーから発売されているTT RS仕様のフロントグリルに交換する方法です。
この場合はナンバープレートの台座(土台)がフロントグリルと別体になっていますので、日本のナンバープレート用の台座(土台)があればスッキリとしたグリルに変更できます。
ただし、フロントグリルの好感にはバンパーの脱着が必要になると思いますので、手慣れた方でないと取り付けは難しいと思います。
2.アウディTT純正USフロントグリル
こちらはアメリカのアウディ純正のフロントグリルです。先程のアウターパーツメーカーと違って純正ですので、フィッティングやクオリティも高いものと思われます。
海外通販などでも取り寄せできると思いますが、以前アームレストの件で紹介したランナウェイさんが販売されていますので海外通販が苦手な方はランナウェイさんで購入、取り付けされるのが良いと思います。
3.ユーロナンバープレートを取り付ける
フロントグリルの交換は部品代、工賃共に高くなると思います。なので一番手軽なのはユーロナンバープレートを日本なナンバープレートの下側に取り付けるのが簡単です。
このようにドイツのナンバープレートは比較的多く販売されていますので、気に入ったモノを取り付ければ良いと思います。
上の写真は私がアバルト500にユーロナンバープレートを取り付けた時の写真です。
取り付けは簡単です。日本のナンバープレートを取り外して、ユーロナンバープレートに取付用の穴を空けて日本のナンバープレートと一緒の取り付ければ完成です。
ユーロナンバープレートに穴を開けるのが面倒ですが、私は釘と金づちで穴を空けてドライバーなどで穴を広げて取り付けました。
どうせ日本のナンバープレートに隠れて見えませんので、多少手抜きでも大丈です。
私的にはこの方法が一番現実的かな?と思いますので、ドイツ製のユーロナンバープレートを探してみます。
もっとお手軽に済ませたい場合はステッカーもありますよ!
【引用・参照元】