2023年に現行型からフルモデルチェンジされる予定のBMW MINIですが、この度電気自動車タイプのBMW MINIの試作車が公開されました。
2023年フルモデルチェンジ予定のBMW MINI
BMW MINIは現行型のF56系から2023年頃にG66系へフルモデルチェンジを行う予定です。
この際にフルモデルチェンジされる予定のタイプは3ドア&5ドアハッチバックモデルであり、カントリーマン(日本名クロスオーバー)は2026年頃にフルモデルチェンジされる予定です。
2023年にフルモデルチェンジされるBMW MINIの特徴の1つは本格的な電気自動車のBMW MINIがラインナップに加わることということです。
もちろん従来どおりのガソリンエンジンタイプのBMW MINIも登場しますが、その比率は年々電気自動車タイプに変化するだろうとBMW MINIは考えています。
そのためガソリンエンジンタイプのBMW MINIではボディやエンジンなどの大きな改良は行われずにあくまでも現行型の改良という形で登場することになります。
故に2023年にフルモデルチェンジされるG56系BMW MINIの本命は電気自動車タイプのBMW MINIということになりそうです。
2023年に発売予定の電気自動車タイプのBMW MINI
今回公開された電気自動車タイプのBMW MINIの試作車の写真からどのようなモデルが登場するのかを推測してみたいと思います。
まずボディ全体の印象としてはこれまでの3ドアハッチバックモデルに準じるデザインが踏襲されていることが分かります。
事前の情報では電気自動車タイプのBMW MINIは従来のBMW MINIよりも小型なボディが与えられるという話でしたが、この写真を見るから切りではあまり小型化されたようには見えません。
リアバンパーの張り出しが少ないためにリア周りのデザインが少し寸足らずな印象を受けますね。
またテールランプのデザインが少し不自然ですがこれはまだダミーである可能性が高いです。
ヘッドライトよりも銀色の縁の方が大きいためボディに描かれている迷彩色が見えてしまっています。
またヘッドライト内部の発光する部分は上下に分割された形状になっているのは新しいデザインだと思います。
サイドミラーの形状が丸みを帯びたものから少し角張ったデザインに変更されていると思われます。
またサイドミラー内にウインカーのランプが設置されているようにも見えます。
その場合はフロントフェンダーにあったサイドスカットルが廃止されることになるのでしょうか?
写真ではフロントフェンダーのサイドスカットル部分に目隠し蓋のような銀色のカバーが見えますので、ウインカーの位置がどちらになるのかはまだハッキリとは言えない感じです。
電気自動車タイプのBMW MINIは全て中国の工場で生産
今回公開された電気自動車のBMW MINIの生産は全て中国の工場で生産されることが決まっています。
ガソリンエンジンタイプは従来どおりイギリスの工場で生産されます。
これは電気自動車の世界的な販売の多くが中国での販売を視野に入れているためと思われます。
また新規の工場を建設、また稼働するためのコストが欧州に比べて安く出来るという利点もあるのではないでしょうか?
多くの日本人は中国生産の車というと少し不安に思うこともあると思いますが、こちらの記事のようにテスラも中国での生産を本格的に行い、日本向けのモデル3はアメリカ生産から中国製に切り替わったと言われています。
よって今後は中国製の車ということではなくアメリカや欧州の自動車メーカーの車でも中国生産の車がどんどん増えていくことが予想されます。
世界的には日本も韓国も中国もどの国でもあまり違いがないという認識になっているのかもしれませんので、私達もグローバルな価値観に合わせていく必要があるのかもしれません。
【引用・参照元】
http://www.motoringfile.com/2021/11/03/lets-uncover-the-secrets-of-the-next-generation-mini-hatch/?fbclid=IwAR2NK4iGlcB1USqMMRIH2cjHVAi1Lb2rFH5AIWLE-QwhDQ22_zbSGxXRMOw