先日うちの嫁さんがiPhone12 Proを契約した際にかなり怒っていましたが、今回のアハモの発表でさらに怒りが爆発です(笑)

ドコモ格安プラン「アハモ」とは?

これまでデータ通信量が20GBのパックで6000円から7000円程度の価格を設定していたドコモが一気に価格破壊を行ってシェア拡大を狙ったのが今回発表された新しい料金プラン「アハモ」です。

5分以内の通話料無料+データ通信量20GBがセットになって価格が2980円(税抜)というかなり野心的な価格設定になっています。

これは国からの要請で携帯電話料金が諸外国に比べて高止まりしていることへの対策を携帯電話各社が従って現在価格を下げていることが原因です。

ドコモ以外のauやソフトバンクに関しては、各社が保有しているサブブランドでの値下げを発表したばかりですが、サブブランドを持たないドコモがメインブランドで値下げしたことでさらなる値下げ競争になる可能性が出てきました。

今回の格安料金プランである「アハモ」はこれまで携帯電話業界では当たり前のように行われてきた2年縛りなどの契約に関する縛りを一切排除し、ドコモユーザーもauやソフトバンクユーザーも誰でも簡単に申し込める仕組みになっていることも特徴です。

ドコモ格安料金プラン「アハモ」契約の注意点

これまでの携帯電話の料金プランに比べてかなりお得な価格設定になっているのがドコモの「アハモ」ですが、いくつかの注意点がありますので確認が必要です。

1.加入条件

年齢制限があります。

未成年者名義では契約が出来ませんが、親の名義で子どもが使用者になることは問題有りませんので、ご家族で「アハモ」に加入される際には注意が必要です。

契約における縛りがないことが特徴の「アハモ」ですが、これが唯一の制限になると思います。

2.通信範囲が狭くなる可能性がある

「アハモ」は4G&5Gの回線を使用することが可能ですが、既存の料金プランの場合は3Gと4Gが使用することが出来る回線になっています。

現状3G回線は少なくなっていると思いますが、場所によっては電波が繋がりにくくなる可能性もあります。

もちろん、5G回線なんて現在ではほとんど地域で使えないので、スペック的には使用範囲が狭くなることになりますね。

3.各種割引が適用外になる

家族でドコモユーザーの場合は使用月日によっての割引やネット回線とのセット割引が適用されている方が多いと思います。

今回「アハモ」に料金プランを変更するとこれまで適用されていた割引の対象外になりますので、理論的には「アハモ」を契約することで値上げになる人も存在します。

4.ドコモショップ、コールセンターでの対応は不可

これまでドコモショップでスマホの購入やプランの契約を行ってきた方には多少不便になりますが、「アハモ」専用のネットの窓口でのみ対応となります。

この辺は「アハモ」の想定ユーザーが一人ぐらいの若者がターゲットになっていることと、固定費を減らして価格を下げるためと思われるので仕方がない所だと思います。

ドコモ格安プラン「アハモ」の契約で注意するたった1つのポイント

ここまで紹介してきた「アハモ」の契約時に注意する点は些細な問題がほとんどです。

しかし、これから紹介する注意ポイントはそれらよりもかなり高確率で「アハモ」の契約の足かせになる重要な部分です。

それはキャリアのメールアドレスが使用できないことです。

どこもユーザーであれば、docomo.ne.jpのメールアドレスを使用されている方が多いと思いますが、「アハモ」では既存のどこもユーザーでも「アハモ」に料金プランを変更した段階でメールが使えなくなります。

うちの嫁さんみたいにメールアドレスがdocomo.ne.jpしか使っていない場合は死活問題と言っても過言ではないことですので、うちの嫁さんが怒るのも無理はないと思います。

私の場合はもう随分前からドコモのキャリアメールは使用せずにGmailに一本化しているので問題は無いのですが。

またスマホで利用できるサービスの一部ではキャリアメールでしか登録が出来ないサービスも存在するので、「アハモ」を利用することでそれらのサービスが使えない場合も発生します。

価格が安い代わりに何かを犠牲にしなければいけないことがある、ということは理解できますがキャリアメールが使用できないのは「アハモ」に料金プランを移行を検討していたユーザーが躊躇する原因になりそうです。

「アハモ」はかなり安い料金プランですがどうしてもキャリアメールを使用したいと思っている方は「アハモ」ではないプランを検討する必要がありますね。

【引用・参照元】