私は大阪と東京を飛行機で往復しています。年間50回(25往復)ぐらいは乗っています。なので飛行機の中でいろんな人に会います。芸能人や著名人などにも出くわす機会が多いです。
しかし、実際にはそんな芸能人や著名人などの人のことは覚えていません。それよりも最近すごく印象に残る人に飛行機で会いましたので今回はその話をします。
平日の夕方の飛行機で私は羽田空港から大阪空港へ帰ります。しかし、予定が1件キャンセルになりましたので、予定の便よりも早い便に繰り上げることにしました。私はいつもJALに乗っていますので予約するときは必ずクラスJシートを予約します。差額が1,000円であれだけリラックスした席に座れるので私的には格安だと思っています。
その日は帰りの飛行機を急に繰り上げた結果、クラスJシートが予約出来ませんでした。私は年会50回程度しかJALに乗りませんのでJALカードのステイタスはサファイア。なのでクラスJの空席待ちをする場合は上から2番目のAクラスになります。最近はAクラスの上野Sクラスの人が多いので運が良くないと空席待ちでクラスJシートを確保することは出来ません。
その日も結局普通席のままで搭乗することになりました。私は飛行機に登場する際は必ず通路側の席を確保します。壁や人に挟まれるのが嫌なので。その日も普通席通路側を確保出来ましたが、自分の席までたどり着いた時にその忘れらない人が私の横、つまり3列シートの中央に座っていました。ウエスト100cmぐらいの巨漢。これだけで私の気持ちはブルーです。ただでさえ狭い普通席の隣の人が巨漢ですから、絶対に此方側への圧迫感が出てきます。
まあ、その程度なら何度も経験していますので記憶にそこまで残ることはありません。しかし、飛行機が離陸しシートベルトを外しても良いアナウンスが出た途端にその巨漢の隣人はお弁当を広げて食べ出しました。確かに、夕方の便ですからお腹が空く時間帯ではあると思います。それに空港の売店でも「空弁」と称してお弁当を売っています。
・・・が、しかし、私はかつて一度も飛行機内で「空弁」を食べる人には遭遇して来ませんでした。そして、「空弁」は空港で食べるのもので機内で食べるものではないと思っていました。しかし、その巨漢の隣人は今までにらめっこしていたクロスワードパズルの本を閉じ、「空弁」をむさぶるように食べています。
新幹線では私もお弁当は食べます。しかし、車内も広いですし空調も整備されていますので時間と共に匂いは気にならなくなりますが、飛行機内は違います。狭いし空調も新幹線ほどは効いていません。なんといっても隣人との距離が近い。狭いのと巨漢で通常よりも近い。(おそらく精神的に近いと思っているだけだと思いますが)
隣に人や壁に挟まれたくないから通路側の席をいつも確保しているのに、いつもより狭く、かつお弁当の匂いまでしてくる。これは私にとっては地獄のような45分のフライトでした。
そんなことが嫌なら飛行機なんて乗らなければ良い。そういう意見もあるし私もそう思います。新幹線のグリーン席でゆっくり過ごす方が快適かもしれません。しかし、新幹線にしても飛行機にしてもそれに乗っている時間は非生産的な時間だと私は思っています。であれば少しでも短い時間で済ませたい。もちろん、電車が嫌いということもあります。けども、飛行機が好きか?と言われれば飛行機も好きではない。自分の車で移動する方が非生産的ではあるがストレスを感じることなく1番リラックスしながら移動できる。東京と大阪がもう少し近ければ私は車で移動していると思います。
くだらない事をダラダラと書いていますが、飛行機内でお弁当を食べるのは出来れば止めて欲しいと思っているのは私だけでしょうか?それも東京から大阪までの45分のフライトですよ。大阪に帰ってからでも十分食事は出来ると思うんですけどね。