BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | 新型ニッサン フェアレディZ Z35(米国仕様)発売以前プロトタイプが発表されていたニッサン フェアレディZですがこの度米国仕様が正式に公開されました。

新型ニッサン フェアレディZはほぼプロトタイプのままで発売

日産フェアレディZプロト(Z35)公開~フェアレディZはスポーツカーなのか?

こちらの記事でも紹介しましたプロトタイプを発表していたニッサン フェアレディZ Z35がやっと正式に発表されました。

コンセプトモデルにかなり近いデザインでそのまま製品化された感じのデザインはこれまでのフェアレディZファンにはどのように受け入れられるのでしょうか?

フロント部分のデザインは240Zのイメージ、リア部分のデザインはZ32のイメージをモチーフにデザインが行われているとのことですが、個人的にはZ32のフェアレディZが好きなのでリアのデザインは良い感じに仕上がっていると思います。

他方フロント部分のデザインは240Zのイメージはあるものの原型になっている240Zのシャープなイメージがなく少しふくよかな、丸みを帯びたデザインがどうなのか?意見が分かれる所ではないでしょうか?

また長方形に大きく開いているインテーク部分が少し芸がないというか、無骨という感じのデザインなのが少し引っかかる部分ではありますが、主戦場である米国市場ではあれはあれで受け入れられる?デザインなのかもしれません。

全体的には新しさを求めたデザインということであれば、フェアレディZのイメージをうまく活かしたデザインにまとめられていると思います。

シャシーはZ34からキャリーオーバー、エンジンはスカイラインから移植

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | 新型ニッサン フェアレディZ Z35(米国仕様)発売今回発表されたフェアレディZは一応フルモデルチェンジではありますが、その基本骨格であるシャシーはおそらくは前期型であるZ34からの改良版を移植していると思われます。

Z34は長らく生産し続けられた一世代前のシャシーということになりますので、久しぶりのフルモデルチェンジモデルに搭載されるのは少し残念。

フェアレディZと言えども販売台数をあまり多くは見込めない車であることは間違いがないので、シャシーまでを新設計するのは難しかったと思われます。

またエンジンに関してはスペック的に見てもスカイラインのものと同じ物が搭載されていることからこの部分に関しても新鮮さ、斬新さは感じられることはありません。

詳細は不明ですが最近の車では搭載が当たり前の安全装置各種に関してもフェアレディZにはあまり搭載されていないかもしれないことを考えると、古き良き時代のスポーツカーを現代に蘇らせるという趣旨以外にフェアレディZを積極的に選ぶ理由は少ないように感じます。

新型フェアレディZが日本で販売されるのは2021年末か?

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | 新型ニッサン フェアレディZ Z35(米国仕様)発売ここまであまり良いイメージの話をしていませんが、個人的には非常に興味のある車であることは確かです。

やはりフェアレディZの名前はニッサンで言えばGTRと同じぐらいにバリューのある名前です。

なのでより一層の何かを期待してしまうので辛口な意見が多くなることは確かです。

これが日本で販売されることになれば一定の人気が出るモデルだと思いますし、個人的にも一度お目にかかりたい車でもあります。

あとは日本での販売価格がどの程度になるのか?

300万円代であればバーゲンプライスだと思いますが、実際にはスカイライン400Rとの兼ね合いもあると思いますで500万円前後になるのだと思います。

現行のフェアレディZが300万円代で購入出来ることを考えると大幅な価格上昇になってしまうので、その辺だけが気がかりになります。

それ以外はぜひ一度乗ってみたい車であるのですが。

【引用・参照元】

https://response.jp/article/2021/08/18/348649.html