私は車に必ずレーダー探知機を取り付けますが、やっぱりユピテルの指定店モデルが一番お気に入りです。
ユピテル Z996Csdの特徴
詳細な特徴はユピテルのHPを見た方が早いので、ここでは個人的に気になる特徴だけをピックアップしてお伝えします。
1.各種表示画面がリニューアル
一般的なマップ式の表示画面は今までと同様ですが、アラート画面のデザインが変更されています。
待受のマップ画面上にアラートメッセージが大きく表示されますので、視覚的にもアラートに気づきやすくなったと言えます。
また、今までイメージ写真も表示されていましたが、今回はCG化されて動きが加わったのが大きな違いです。
2.インフォメーション情報の増加
- 高速道路速度引き上げ区間インフォメーション
- 事故多発踏切でのインフォメーション
3.待受画面、起動画面のデザイン変更
今までの表示内容よりも細かい設定、今どきなデザイン画像の追加
4.設定画面のデザイン変更
従来の製品よりも見やすく整理されている。ボタンを長押しすることで機能説明がポップアップされる。
ここまでが先代の商品との大きな違いであり、レーダーの補足、GPS測位に関する部分もアップデートされているが、これは毎回のことなので大きな特徴としては捉えていません。
ユピテル Z996Csdを使ってみて
性能面というよりはユーザビリティの向上が新商品の大きな特徴ですが、性能に関して特筆するような向上は現在みられません。
逆に機能として見劣る部分が今までの新商品と比べて多いと感じることがあります。
1.時報などレーダー探知以外のインフォメーション音声
過去のモデルでは時報やヘッドライトの点灯などのアラート以外のインフォメーション音声を個別にOFFすることができたが、今回のZ996Csdではできなくなっています。
私は基本的にレーダー探知機からの音声はアラート関係以外はOFFにして使用してきました。
それはレーダー探知機が何かに反応した=危険ということをよちわかりやすくするためと、時報やヘッドライトの点灯などのは車に装備されている機能のため、不要という観点から積極的にOFFにしていました。
今回のZ996Csdに関しては、レーダー探知に関すること以外の音声がOFFできないためレーダー探知機からの音声が頻繁に聞こえてくることが非常に困惑しています。
2.警戒区域の驚異レベルが下がっている
ユピテルのレーダー探知機には過去のデータから取締などを行っていた地点の頻度に応じて警戒区域を5段階に分けています。
私の場合は過去レベル3以上のアラートしか鳴らない設定を過去から行ってきました、今回のZ996Csdではレベル3以上でアラートが鳴らなった場所でも警報がなっています。
取締頻度が高まったことも考えられますが、地元でそのような動きがないことも知っているという点から、警戒区域のレベルが下げられていると思われます。
よって、私は現在1レベル上のレベル4以上でアラートが鳴る設定に変更して様子をみているところです。
ユピテル Z996Csdは買いなのか?
個人的には今回のユピテルZ996Csdは残念なところの方が多いと感じています。
ただし、指定店モデルであるZ996Csd以外のユピテルのレーダー探知機はモニター画面が大型のものしか無く、できるだけ目立たないように小さなモニターの機種を選ぶとなると他に選択肢がありません。
過去にコムテック製のレーダー探知機を購入したことがありますが、ユピテル製に比べるとレーダー探知機能、GPS測位機能など多くの面でユピテルよりも劣っていると感じたため、ユピテル製以外の購入は選択肢にはありません。
よって、機能面では不満があるものの性能面では優秀であること、現在の各社が販売しているレーダー探知機と比べると小型なモニターなどが私の使用状況にマッチしているため購入しても損はないという感想です。
レーダー探知機はスピード違反の抑制に役立てる機械ですから機能面よりも性能面を優先する必要があるので、ユピテル製のレーダー探知機はやはりお薦めということができます。
特にBMWの場合はこの位置にレーダー探知機を取り付けるのが定番ですから、大型のモニターの場合は、取り付け位置がダッシュボード上になり、見た目も今一歩になることも大きな理由です。