BMW MINI ロードスターに乗ってからオープンカーの楽しさに目覚めました。なので、今までまったく興味が無かったポルシェ・718ボクスターの見積もりを調べたら、ポルシェが高い理由が分かりました。

ポルシェ・718ボクスターの仕様をネットで調べる




ポルシェが高い理由が分かりました。素の状態で約700万円する718ボクスターに最低限必要な装備をオプションで取り付けるとオプション代だけで約450万円!

車両本体+オプション代で約1,150万円になります。ポルシェをポルシェらしく最低限の装備で購入しようとすると、車両本体価格の約6割のオプションを追加しないとポルシェらしさを味わえないということです。

ポルシェのカタログに記載されている本体価格は本当の「素」の状態であり、通常考えられる高級車に装備されているであろう装備は含まれていない。

ぶっちゃけ、オプション無しの「素」の状態でポルシェを購入するのは、軽自動車の営業車グレードを「素」で購入するのに等しいことが分かりました。

ポルシェはオートエアコンもオプション

いくつかオプションを選んでいる際にびっくりしたものは・・・

・オートエアコン(13,9000円)
・自動防眩ミラー(8,9000円)
・シートヒーター(7,6000円)

これらの装備はBMWであれば標準装備に近い内容です。これだけで約30万円になりますね。

しかし、これらが装備されていないポルシェは高級車としてどうかと思いますから、最低でも欲しい装備ですね。

これ以外にもキーレスエントリーや各種センサー等の安全装備などもすべてオプション。これらで約80万円になります。

本当に必要な最低限の装備30万円+装備されていて当然と思われる安全装備等が約80万円。合計でも110万円のオプションは標準装備にしてもらってもよいと思いますが。

そうすると、最低限でもポルシェ・718ボクスターの車両本体価格は約800万円からというのが正しいと思います。

実際にポルシェを購入できるのか?

諸費用分を頭金として入れると過程した場合、約1,150万円をローンで購入するには毎月の支払いがいくらになるのか?

ポルシェのサイトにはローンシュミレーターが無いので金利の計算は抜きにして単純に割り算してみると・・・

・1,150万円を36分割(均等払い):毎月約32万円
・1,150万円を60分割(均等払い):毎月約19万円

というなんとも現実的ではない金額になることが分かりました。

しかし、ポルシェにも残価設定型ローンがあると思いますので、3年後の残価を購入価格の50%、5年後の残価を購入価格の25%で計算してみます。

・36分割+残価設定50%:約16万円
・60分割+残価設定25%:約14万円

残価設定ローンの場合は、月々の支払いの差は大きくないことが分かります。実際にポルシェの残価設定がこの程度ではないと思いますが、金利を計算していないので、概ね実際の差額はそんなに違わないと思います。

しかし、私なら残価設定では購入しないですね。私なら60分割払いで契約して3年で売却します。

19万円*36回=684万円
ローン残債:502万円
売却価格を50%と仮定すると575万円で売却
差額:575万円ー502万円=73万円の利益

厳密には金利や売却価格が不明ですのでハッキリとしたことは言えませんが、残価設定ローンよりもこの方が得するハズです。

なぜなら、残価設定ローンは1,150万円すべてに金利が計算されますが、60分割(均等払い)を36回で解約して売却した場合は残りの24階分の金利は請求されません。

なので、かなりの確率で残価設定ローンでは損することになります。この差額を安心料、保険と見れば高くはないと思いますが、人気の高級車で売れ筋の仕様、色、グレードならもっと利益がでる可能性もあります。

この辺も考えながら購入しないと1,000万円以上の車は購入できませんね。

注)これは私の個人的な見解であり、金利の詳細な計算方法はローンごとに異なりますので、実際に購入される場合はご自身で計算してご購入ください。