BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMWアルピナ B5 LCI G30 日本での販売開始既にドイツでは販売が開始されていたBMWアルピナ B5 LCI G30が日本でも販売が開始されました。

BMWアルピナはチューナー?メーカー?

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMWアルピナ B5 LCI G30 日本での販売開始BMWアルピナはよくチューナーという言い方で紹介されますが、正確にはBMWと同じ自動車メーカーです。

世界で一番生産台数が少ない自動車メーカーというのが一番正しい表現の方法で年間生産台数は2000台程度の少量生産自動車メーカーです。

ただし製造している車のベースはBMWから調達しているため、基本的にはBMWのラインナップに準じた車しか製造出来ません。

よって生産している車種は大まかに・・・

  • 3シリーズがベースのB3(ディーゼルモデルがD3)
  • 5シリーズがベースのB5(ディーゼルモデルがD5)
  • 7シリーズがベースのB7
  • X3(X4)シリーズがベースのDX3(DX4)
  • X7シリーズがベースのDX7

現状製造販売しているモデルはこれらがメインになっており、これ以上ラインナップを増やすことは考えていないとされています。

過去に4シリーズクーペのB4(D4)がありましたが、今後は2ドアモデルの製造は行わない予定とのこと。

生産台数を多くしないことで車の価値を高めるマーケティングはフェラーリなどと共通の戦略になります。

BMWアルピナ B5 LCIとは?

BMWアルピナ B5 & D5 G30 LCI モデル発売~納車は2021年より

BMWアルピナのB5はBMW5シリーズをベース作られたモデルです。

BMWの主力車種である3シリーズがベースになっているB3よりも一回り大きなボディが特徴です。

少し前にベースモデルであるBMW5シリーズがLCI(マイナーチェンジ)されたことを受けて、BMWアルピナ B5もLCIされました。

今回B5がLCIされたことでの一番の特徴はベースモデルが5シリーズのラグジュアリーからM Sportに変更されたことです。

BMWアルピナ B3リムジン G20 日本への納車が始まったらしい

B5の前に販売が開始されているG20型B3は発売当初から3シリーズのM Sportがベースになりましたが、今回のB5においてもそれにならってM Sportがベースモデルに変更されました。

よって今後発売されるBMWアルピナのモデルは、ベースモデルにM Sportが設定されているモデルに関してはベースモデルがM Sportになる模様です。

ラグジュアリーからM Sportへベースモデルが変更されている理由は不明ですが、将来的にBMWのラインナップからラグジュアリーが消滅するのか?または世界的にM Sportの販売台数が多いため効率的にするためにBMWアルピナもM Sportへ統一されたのかもしれません。

BMWアルピナ B5 LCI G30の価格は約2000万円

BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMWアルピナ B5 LCI G30 日本での販売開始B5リムジンの価格

BMWアルピナB5リムジン(左ハンドル):1898万円
BMWアルピナB5リムジン(右ハンドル):1939万円

B5ツーリングの価格

BMWアルピナB5ツーリング(左ハンドル):1977万9000円
BMWアルピナB5ツーリング(右ハンドル):2018万9000円

BMWアルピナ B5にはリムジン(セダン)とツーリングが設定され、それぞれにハンドル位置の左右が設定されます。

価格はリムジンが約1900万円前後、ツーリングが約2000万円前後とベースモデルの5シリーズセダン、ツーリングよりも大幅に高い価格設定になっています。

この価格は5シリーズというよりもM5の価格設定に近く、そのパフォーマンスもM5に近い数値になっていることから、実質的な比較車両はM5ということになります。

M5には現状セダンしか設定がありませんから、B5を購入するのであれば価格は少し高くなりますがツーリングが差別化の面からオススメかもしれません。

私も一度はBMWアルピナに乗ってアルピナマジックと称されるサスペンションのセッティングを体験したみたいと思いますが、価格が価格だけに直ぐに購入できる車ではないので非常に残念に思っています。

【引用・参照元】

https://www.autocar.jp/post/630976?fbclid=IwAR0Cz1TkBMDt9p9TPHsrg0-rZ6Ad6lHCWuJRBVSrJdG-O38e_Nuxvs6nPi0