先日から現在の愛車であるBMW M440i グランクーペ G26を維持するか?それとも燃費、維持費が安い別のモデルに乗り換えるのか?を検討して一旦は見送った訳ですが、これが意外な所から意外な展開に発展します。
BMW X4 xDrive20d G02のブルックリングレーの在庫
先日書いたこちらの記事で維持費を考えると、もう少し排気量が小さい、かつ燃費の良い車に乗り換える方が良いのでは?と考えた結果、一旦は見送った訳ですがこんなタイミングでディーラーから悪魔のような誘いの連絡がありました。
「BMW X4 xDrive20d G02のブルックリングレーの在庫がありますが、ご検討されますか?」という営業さんからの電話。
なぜ、私にそんな電話をしてきたのかと言うと、実は少し前にBMW X6 xDrive35d G06の試乗をさせてもらいました。
まあ、その時は燃費やガソリン代のことなどは気にせずに純粋に欲しいなあ、という気持ちで試乗したんですが、ネックは価格の高さとボディカラーだったんです。
ぶっちゃけ、現行型のBMW X6 G06には欲しいボディカラーがない。
強いて言えば、ミネラルホワイトぐらいで、かつ内装はキャメルのレザーが良いかな?という程度。
グレー系のボディカラーがあれば良いのになあ、という話で試乗は終了して購入も見送ったんですが、その時の話を覚えていた営業マンが、X4ならブルックリングレーがありますよ、今なら在庫が1台だけありますよ、と連絡してきたというストーリーです。
BMW X4 xDrive20d ブルックリングレーは現在ドイツの港で出港待ち
せっかくご連絡をいただいたので冷やかし半分でディーラーに行くと、早速見積もりが出されて一言、「納車は10月末ですが、ブルックリングレーはこれ1台しかありません」とのこと。
確かにX6 G06は試乗したし、その時にグレー系のボディカラーが良いなとは話をしたが、まだBMW M440i グランクーペ G26は納車されて一年半程度ですよ。
そんなにポンポンと乗り換えることができる訳がないじゃないですか?と一応営業マンにジャブを打っておいて、見積もりを見てみると、内装こそブラックレザーですが、他はほぼフル装備の車両です。
最近は以前ほど納車時期が不透明ではないとのことですが、いつ、どの車で、どのボディカラーが入荷するのかはBMW JAPANが決めているので、ディーラーでは見込み発注ができないとのこと。
なので、無難なボディカラーである黒と白の在庫が多く、他のボディカラーは4シリーズ以上ではかなり少ないみたいです。
よって、このブルックリングレーのX4 G02は貴重な1台ということになりますので、ここで決めてもらわないと次回の入荷は未定ですよ、という悪魔な囁きで私をどんどんその気にさせる作戦の様です。
とりあえず、BMW X4 xDrive20d G02の見積もりもらってみた
営業マンから電話してくるぐらいなので、多分販売台数が苦戦しているのだろうと思って、希望の支払額を伝えると一応検討しますと言って、離席すること10分。
当然私の無茶な金額には届きませんが、そこそこ近い値引き金額の見積もりが出てきてしまいました。
これは断る理由を大きく削られたことになるので、益々営業マンの思うつぼになってきた訳ですが、ここは我慢してあれやこれたと理由を付けて、その日はなんとか返事を保留して帰宅。
帰宅してからマジマジと見積もりを見ると、カーセンサーに掲載されている新古車に近い中古車が買える金額に近いことが判明。
中古車より安い新車ってどうよ、と思ってよく調べたらX4とかX3は来年2024年ぐらいにフルモデルチェンジがあるらしい。
要するにモデル末期の車を処分ではないが、条件が出しやすい状況ということだと思います。
これは一考の余地があるかと思いつつその日は就寝して、次の日の断りの電話をしようと思ったら、営業マンから朝一番に電話。
催促の電話だと思って話を聞くと、申し訳ございません、ブルックリングレーのX4が朝一番で他のディーラーが確保してしまいました、とのお詫びに電話。
これでとりあえずX4を購入する理由がなくなったので一旦は買い替えの話は終了です。
しかし、BMW JAPANが在庫を管理することになったので、ディラーでは売れ筋のボディカラーや内装色の見込み発注ができないため、こだわりの多いBMWファンからは結構クレームが多いみたいです。
この時期にBMWの新車の購入を検討されている方は、特に内装色は選べない(在庫にない)ことは知っておいた方が良いと思います。