現在開発が進められていることが分かっている新型M5セダン G90には隠し玉としてM5ツーリング G99が存在するかもしれません。

現在BMW M5セダン G90は開発中

BMW M5 G90はV型8気筒+ハイブリッドで750馬力?

現在BMWではV型8気筒+ハイブリッドのBMW M5セダン G90の開発が進められています。

上記の記事にも書きましたがエンジンはBMW XMと称されるBMW M社が単独開発すると言われているモデルに搭載されているV型8気筒+ハイブリッドエンジンが搭載される予定です。

エンジン+モーターで750馬力を発生すると言われており、BMW M社史上最高の出力のモデルになると思われます。

BMW M2 G87は2022年10月発表、2023年4月生産開始予定

BMW M社では純粋なガソリンエンジン車として発売されるモデルは新型M2 G87になると言われていることから現在開発が進められているBMW M5セダン G90には純粋なガソリンエンジン車は設定されないということになります。

ちなみに、ベースグレードの新型BMW5シリーズにはガソリンエンジン車もラインナップされる予定ですが、M5セダンに関してはハイブリッド仕様のみがラインナップされることになります。

BMW M5ツーリング G99は本当に発売されるのか?

2022年6月23日にイギリスで公式公開予定のBMW M3ツーリング G81

既にBMWでは初めてとなるM3ツーリング G81を発表しています。

長年BMWファンから発売のリクエストが多く寄せられていたモデルですが、これまでは試作段階のみで市販化されることはありませんでした。

しかしこの度BMW M社50周年記念の一環としてM3ツーリング G81が発売されることになったことを考えるとM5ツーリングが復活する可能性が全く0ではないとも考えられます。

特に欧州ではハイパワーなツーリング(ワゴン)モデルには一定の需要があることは分かっていますので、過去にBMWはE34型やE60型でM5ツーリングを販売した実績があります。

つまり過去に販売実績がなく50周年記念モデルとして「特別」に市販化されたM3ツーリング G81と比較すると過去に販売実績のあるM5ツーリングの方が市販化される可能性が高いということになります。

新型M5セダン G90がハイブリッド化されることで市販化されると思われるM5ツーリング G99に関しても同じユニットが搭載されることは確実ですから、こちらもBMW M社史上最強ののツーリングワゴンになることが確定することになります。

問題はM5ツーリングの販売台数がセダンと比較して少ないこと

  • E34型M5ツーリング:1025台
  • E60型M5ツーリング:891台

これが過去に発売されたM5ツーリングの販売台数です。

おそらくM5セダンと比較すると桁が1つ少ない台数しか販売されなかったことがこれをみれば分かると思います。

なぜ過去M5ツーリングの販売台数がセダンに比べて低いのかはいくつか理由があると思いますが、その中の1つはBMWの大きな市場の1つである北米市場での販売数が伸びないことが原因だと思われます。

おそらく過去のM5の販売のほとんどは欧州内でのみ消化されたものだと思いますので、販売台数が思ったほどは伸びなかったのではないでしょうか?

よって仮に新型M5ツーリング G99が販売されたとしてもその販売台数はあまり多くならないことが予想されますので、本当に市販化されるのかはまだまだ分からないということが言えると思います。

【引用・参照元】