私のM4 コンペティションも納車から1年が経過しました。

M4 コンペティションの1年間の総評

BMW M4 コンペティション(F82)納車されました!

丁度1年前に納車された私のM4 コンペティション F82。

標準のカーボンルーフをあえてサンルーフ付きで注文した結果、本国ドイツ発注になり発注から納車まで約4ヶ月待って納車されました。

私に取っては憧れのMモデルに乗れる日がついに来た!というワクワク感を今でも覚えています。

よくMモデルとベースモデルの違いはどこにあるのか?と問われた際に、エンジンが違うとかエクステリアのデザインが微妙に違うとかという説明が多いですが、私がM4 コンペティションオーナーになって一番びっくりしたのはボディ剛性の高さでした。

BMWのベースモデルも一般的な車に比べるとボディ剛性は高いと思いますが、Mモデルのボディは全くの別次元です。

運転した瞬間「何?この塊感は?」と思えるほどのボディ剛性の高さに驚愕。

今でもコーナリングなどの際にサスペンションがしっかり仕事している感じが体に伝わってきます。

まれに段差が大きい歩道に乗り上げるとボディがねじれてきしみ音がするなんて経験は今まで経験ありませんでした。

その次はやはりエンジンがシルキーシックとはよく言ったものでターボエンジンになった今でも気持ちよく吹き上がり、かつモリモリとパワがー湧いてくるドライビングフィーリングは秀悦です。

M4 コンペティションでも日常の足として使用可能


そんなある意味スペシャルな車であるM4 コンペティションを日常的にマイカーとして、通勤車として使用することに関しては購入前に少し不安がありました。

しかし、実際に普段使いで使用しても全く困ることはないことが分かりました。

2ドアクーペですから後部座先への乗り降りに関しては少し不便を感じることもありますが、それはM4でなくても4シリーズでも同じこと。

それよりも、これだけスペシャルな車でも大人4名が普通に乗ることができることの方が驚きです。

性能的な観点で比べるとポルシェなどがライバルになる車ですが、ポルシェ911の後部座席は事実上大人2人が座ってドライブすることはできません。

ポルシェ911を日常使いすることはいろいろな面において合理的ではない(3人家族の場合)訳ですが、それが出来てしまうM4のパッケージングは素晴らしいの一言です。

BMW M4 F82にホイールが何本載せられるか調べてみた

先日もレンタル倉庫の引っ越しの際に、M4に荷物を満載にしましたが、かなりの物量を運ぶことができました。

箱に入れたM4 コンペティション純正の20インチホイールも3本一気に乗せることができるスペシャルな車は他にはありませんね。

M4 コンペティションオーナーとして困ることは?


ぶっちゃけ、M4に乗って1年経過した段階でM4特有の困りごとは今の所ありません。

BMW M4CS専用フロントリップスポイラー修理完了&end.ccフロントダクトスプリッター取り付け

少し前に渡しの不注意でフロントリップスポイラーを破壊してしまいましたが、これはM4を私がローダウンして乗っていることや、通常上よりも大きめなM4 CS 専用のフロントリップスポイラーを取り付けたことが原因。

ノーマルの車高で乗っている限りこんなことは起こりませんし、ローダウンさせたとしてもMパフォーマンスパーツを取り付けていれば、少々のことでフロントリップスポイラーを破損させるようなことは起こりません。

まあ、強いて困ったことがあるとすれば、ノーマルでもマフラーの音が大きいのでご近所迷惑かな?と思うことと、カスタマイズする際にパーツ代金がやたらと高くなることぐらいでしょうか?

マフラーは冷間時だけが音量が大きいのでできるだけ早めに車庫から車を出すことを心がけていますし、カスタマイズをするか、しないかはオーナーの考え方なので万人に起こる現象ではない。

そう考えると、普通の4シリーズクーペや3シリーズセダンに乗る感覚で日常的に使用できて、かつここ一番にアクセルを踏み込めば別次元の加速と、コーナリングを安全に体験できるM4は世界的にも貴重な車と言えます。

そうそう、1点不満があるとすればアダプティブクルーズコントロール機能がないことでしょうか?

渋滞時&高速道路での長距離移動ではアダプティブクルーズコントロール機能は大活躍しますので、後付けできるのであればぜひ欲しい装備だと思います。

そんな不満もありますが、価格以上の価値を十分感じることができるM4に私は非常に満足しています。