私も常々思っていたのですが、どうしてBMWは4シリーズグランクーペのMモデルを作らなかったのか不思議で仕方がありませんでした。

BMWのマーケティングの失敗?

4ドアクーペという市場を確立させたのはアウディA5スポーツバックですが、BMWは当初そこまで販売が成功するとは思っていなかったと思われます。

アウディは後にアウディS5スポーツバックも追加し、現行型ではついにアウディRS5スポーツバックまでラインナップに加わったことを考えると、BMWの予想は外れたことになります。

アウディA5スポーツバックを試乗して分かったこと

私もアウディA5スポーツバックに試乗した際に思ったのですが、クーペスタイルとしては後席の居住性もセダンに遜色ないパッケージで、かつセダンよりも確実にスポーティーに見える4ドア車は欲しい車の1台です。

現にアウディはA4というセダンよりもA5スポーツバックの方が販売台数が多い(と思われる)ので、市場でのニーズが高いことは証明されています。

BMWにも4シリーズグランクーペが存在しますが、こちらは逆にセダンの方がまだ売れていることが逆に不思議です。

この現象はBMWオーナーが保守的or年齢構成が上昇しているのか、4シリーズグランクーペよりもアウディA5スポーツバックにに興味があるのかは想像するしかありません。

BMW M4 グランクーペはアメリカ市場からの要望

BMW M4 グランクーペ発売!ではなく435iグランクーペ(F36)をM4 CG風にカスタマイズ

こちらの記事でもご紹介しましたが、BMW 435i グランクーペをM4 グランクーペ風に大幅にカスタマイズした事例があります。

ブログには書いていませんが、製作元では2台目をカスタマイズで制作していることからも、潜在的な需要は高いと思われます。

私も金銭的な問題やメンテナンスの問題がなければ、真剣にこのM4 グランクーペへのカスタムを検討しようかと思ったぐらいですから、他にも同じようなことを考えた人が居てもおかしくはありません。

また、アメリカのBMWオーナー、それも複数所有やリピーターからM4 グランクーペの発売を要求する声が高まったということなので、日本だけではなくアメリカでもBMW M4 グランクーペの潜在需要は高い。

日本とアメリカでは販売台数に大きな差がありますから、日本よりもアメリカの要望を聞き入れるのは合理的であり、日本の我々からすればラッキーということになります。

BMW M4 グランクーペの発売は2020年後半?

新型BMW3シリーズ(G20)のエンジン/トランスミッション/駆動方式一覧が判明

BMW3シリーズ(G20)の発売は2018年の後半と予想されています。

よって、その後に4シリーズが発売され、その後にM3/M4が発売されるのが早くてもも2019年後半or2010年の前半でしょうから、M4グランクーペはその後に販売されることになります。

販売時期をずらすのは販売戦略上のことと、開発の遅れでしょうか?

BMWがM4グランクーペの販売を何時頃決定させたのかはわかりませんが、M3/M4と当時では無かったとすればこれぐらいのタイムラグは想定内だと思います

今回私はBMW M4 コンペティションを購入しましたが、また次回もMモデルが選べるのなら、M4 グランクーペは有力な候補になることは間違いありません。

【引用・参照元】

https://www.motor.es/noticias/bmw-m4-gran-coupe-2021-201846089.html