これが本当の最後のモデルと言われているBMW M4 F82の特別仕様モデル「EDITION HERITAGE」ですが、その装備の中にあるM スポーツ・エキゾースト・システムってなに?
BMW M4 クーペ EDITION HERITAGEとは?
BMW M4 クーペ EDITION HERITAGEとは生産終了間際のF82 M4 コンペティションをベースに作られた特別仕様のモデルになります。
なのでスペック的には私が乗っている2018年式M4 コンペティションと同等であり、かつそれにプラスして特別装備が追加されたモデルになります。
一番の特徴はBMW M社をイメージしたトリコロール色を意識した3のボディカラー。
- LAGUNA SECA BLUE(ラグナ・セカ・ブルー):15台
- VELVET BLUE(ベルベット・ブルー):10台
IMORA RED(イモラ・レッド):5台
の合計30台が日本では販売される予定になっています。
ボディカラー以外のEDITION HERITAGEとしての特別な装備としては・・・
- 専用フル・レザー・メリノ・インテリア
- 専用ドア・シル・プレート(“M HERITAGE”レタリング付)
- 専用M カラー・カーボン・ファイバー・インテリア・トリム
( “M HERITAGE”レタリング付) - 20インチ M ライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング666M( 鍛造、専用オービット・グレー塗装)
- 専用M ストライプ入りカーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製ルーフ
など外装、エクステリア的なものが加わったモデルになります。
BMW M4 クーペ EDITION HERITAGEの標準装備内容の中に・・・
- ドライビング・アシスト
- BMWヘッドアップ・ディスプレイ
- ラテラル・フロー・コントロール付エンジン・オイル・ マネジメント・システム
- M スポーツ・エキゾースト・システム
- M Drive
- アクティブ M ディファレンシャル
- アダプティブ M サスペンション
- アダプティブLEDヘッドライト(LEDハイ/ロービーム、LEDフロント・ターン・インジケータ、LEDスモール・ライト・リング。光軸自動調整機構付)
- マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール(シフト・パドル付)
- harman/kardon サラウンド・サウンド・システム(600W、16スピーカー、9チャンネル・サラウンド)
- ハンズ・フリー・テレフォン・システム
上記はベースモデルであるM4 コンペティション LCIモデルの装備内容の抜粋ですが、その中にある「M スポーツ・エキゾースト・システム」なる記述があることに気づきました。
私もあまり細かい仕様に関して覚えているような細かい性格の人間ではないのですが、それでもこの「M スポーツ・エキゾースト・システム」って聞いたことがないなあ、と思って少し調べてみることにしました。
M スポーツ・エキゾースト・システムとは?
検索するとすぐにM スポーツ エキゾースト システムの内容が分かりました。
コンペ専用マフラー。
名前が紛らわしいですがM Performance Exhaustとは別物です。
基本純正ベースで通常マフラーとの違いはテールパイプが黒く塗られているのと、多分?タイコ内部のパイプに穴あけ加工が施され、若干排気音が大きくなってるかと思います。
(引用先:https://minkara.carview.co.jp/userid/198685/car/2225790/7820343/parts.aspx)
おそらく私と同じM4 コンペティション LCIモデルに乗っておられるオーナーさんが分かりやすく解説されています。
これで私が以前から疑問に思っていたことが解決しました。
私のM4 コンペティション LCIモデルのマフラー音が非LCIモデルよりも大きいという指摘を受けていたからです。
LCIモデルからM4 コンペティションはカタログモデルとして販売されている(それ以前はコンペティションパッケージというオプション扱い)ので、それに合わせてこのM スポーツ エキゾースト システムというものが標準装備されたものと思われます。
だったら、いっそのことMパフォーマンスのマフラーを標準装備してくれれば良かったのですが。
アバルトのレコモンが車検対応ならMパフォーマンスマフラーだって車検対応になってもおかしくないと思うのですが。
と、言うことでM4 コンペティション LCIモデルのマフラーは前期型のM4よりもやはりマフラーの音が大きくなっていることが証明できてスッキリできました。