BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M2 カブリオレ(F87)が発売ではなくオンオフで制作がハンパない完成度

BMW M2 カブリオレ(F87)ってありそうで無かったですね。無いものは作ってしまうのがアメリカらしいですが完成度がハンパないです。

BMW M2 カブリオレってなぜ販売されていないのか?

現に2シリーズにはカブリオレは設定されているので、M2にもカブリオレが設定されてもおかしくないと思います。

ここからは想像ですが、恐らくM2にはスポーティーさを優先しているので、優美に走るカブリオレは不似合いだとBMWは判断しているのではないでしょうか?

BMW M2(F87)はデビュー当初はE30型M3の再来だとか2002ターボの再来などとやたらと小型スポーツカーとしてのコンセプトが称賛されました。

個人的にはE30型M3の再来だったらエンジンは直列4気筒でしょう、と思うのですがそれだけ肥大化したM3/M4への批判?不満?がBMWファンにはあったのだと思います。

なのでM2に関しては「走り」を売りにした結果、カブリオレの設定は見送られたと思われます。

このBMW M2 カブリオレのベースは2シリーズカブリオレ

先程も述べたように2シリーズにはカブリオレモデルが存在します。

よって、このLM社というチューナーはM2の屋根をぶった切るのではなく、もっと堅実は方法として2シリーズカブリオレをM2化する方法を取りました。

2シリーズカブリオレにM2のエンジン、サスペンションなどなどを移植して作り上げた「LM M2 カブリオレ」は極めて完成度が高い作りになっています。

bM2のベースグレードがベースに作られているのですから、部品の共用はある程度すんなりできることが予想できます。

問題はフェンダーまわりと、それに合わせたサスペンション周りが課題だったと思われますが、それも見事にクリアして完成のこぎつけることができました。

このLM M2 カブリオレの価格は?

これがなんと約1,000万円。

確かにM2よりも高くなっていますが、本来存在しない車を作り上げた割には非常にリーズナブルな価格になっていると思われます。

もちろん、アメリカ仕様のモデルをベースに改造されていますので、装備内容などが少し日本と違う可能性がありますが、それを考えても安くできていると思います。

アメリカで新車の2シリーズカブリオレの価格が不明ですが、新車から改造したのであればバーゲンプライス。

中古(事故車)をベースに作ったのであれば、若干品質に問題があるかもしれませんが、この完成度をみれば関係ないですね。

まあ、概ね主要な部品はすべてM2から移植されているのですから、中古車でも事故車でもフレームがしっかりしていれば問題なしです。

オープンカー好きな私としては、一度乗ってみたい1台であります。

【引用・参照元】*写真多数あり

https://www.carscoops.com/2018/05/get-new-bmw-m2-cabriolet-lightweight-performance-90k/