BMW 8シリーズはクーペ(G14)とカブリオレ(G15)が既に発売、発表されていますが、本命のグランクーペ(G16)の開発も着々と進んでいると思われます。
BMW 8シリーズ グランクーペ がなぜ8シリーズの本命なのか?
こちらの記事でも書きましたが、新型BMW 8シリーズは現行型6シリーズが上級移行したグレードです。
よって、現行型6シリーズで世界一美しい4ドアクーペと称されたグランクーペの後継車として発売を待ち望んでいるBMWファンが大勢いるからです。
現に私が以前乗っていたBMW 640i グランクーペは現在中古車市場で比較的高値で取引されている人気車になっています。
美しいクーペスタイルのデザインでありながら4ドアとしての実用性も兼ね備えている。
そして、私が乗っていた640i グランクーペでも動力性能的にはまったく問題ないレベルで優雅にもスポーティーにも自在に使いこなせられる非常にカッコよくて使い勝手の良いクルマとして評価が高い車だったと言えるでしょう。
なので8シリーズの本命はグランクーペだと言えると思います。
BMW 8シリーズにはベースグレード840iが設定される?
BMW M850i グランクーペのテスト模様をこちらの記事でお伝えしていますが、今回スクープされた8シリーズ グランクーペとはフロントバンパーのデザインが違うことがポイントです。
スクープ写真は完全に偽装がない状態で撮影されていますが、既に販売が開始されているM850iとは違うバンパーが取り付けられているように見えます。
現在8シリーズのラインナップはM850iと840d(日本未導入)ですが今回の写真に映っている車両のフロントバンパーは840dのバンパーではないでしょうか?
840dは8シリーズのベースグレードとして設定されていると思いますが、これはあくまでもヨーロッパでのお話。
ヨーロッパ以外の国々ではまだまだ高級車のディーゼルエンジン車は認知されていません。
またM850iクーペは日本では1700万円以上の価格で販売されていますが、高級車としても高額過ぎるためもう少し低価格帯のグレードを用意する必要があると思います。
よって、クーペ、カブリオレよりも拡販が見込めるグランクーペの発売に合わせて840iが設定されると思われます。
問題は価格とボディサイズ
私が乗っていた640i グランクーペでも全長が5010mmと5m級の全長でしたので駐車場などでは苦労したことが多かったです。
全幅も1900mmですから日本の住宅街では非常に気を使う車であったことも事実。
それが8シリーズにアップグレードした訳ですからボディサイズは確実に6シリーズ時代よりも大きくなることは間違いないでしょう。
また、価格も7シリーズが1200万円前後のプライスですからそれよりも高い価格を設定すると思われますので、640i グランクーペと比べても300万円以上は価格がアップされることが予想されます。
仮に1300万円で840i グランクーペが販売されたとしてもそう簡単に購入できる価格帯ではありません。
元640i グランクーペのオーナーとしては840i グランクーペは非常に興味がある車ですが、実際に購入するかと言われると他のシリーズとよく比較しないと判断ができかねる感じです。
BMW 8シリーズ グランクーペ G16が発売されるのは2年後の2020年頃と予想されていますので、まだ2年検討する時間は残っています。
【引用・参照元】
https://www.carscoops.com/2018/12/2020-bmw-8-series-gran-coupe-peels-off-face-mask/