やっとBMW8シリーズの本命グレードであるグランクーペの情報が出てきました。世界で一番美しい4ドアクーペの称号は8シリーズグランクーペにも引き継がれるのでしょうか?

これは間違いなくグランクーペ

Cピラーからトランクに流れるようなデザインはまさにグランクーペを象徴するラインです。イメージCGと思われますので詳細は不明ですがこれがベースになるのであれば、世界で一番美しい4ドアセダンの称号は引き継がれることになりそうです。

8シリーズクーペも全高は低めにデザインされているようですから、その派生であるグランクーペも現行F06グランクーペと同様に低くカッコイイボディラインになりそうです。

ただし、全長&全幅は大きくなるハズですので私のように気軽に街中のコインパーキングに駐車したり、狭い道路も平気で突っ込んでいくような乗り方にはマッチしない車になることは確実です。

その前に価格面でマッチしないことの方がもっと確実ですが・・・。

エンジンラインナップはどうなるのか?

まだ8シリーズクーペのエンジンラインナップも不明なのですが、おそらくは以下のような構成になるよ予想されます。

・840i:3000cc直列6気筒ターボ
・850i;4400ccV型8気筒ターボ
・840ie:2000cc直列4気筒ターボ+モーター

ディーゼルやV12気筒も発売されるかもしれませんが、日本には導入されない可能性が高いです。

売れ筋は当然840iということになるでしょうから、F06グランクーペと同じですね。ただし、新しいシャシーになることで100キロ前後の軽量化されることは確実ですので、F06グランクーペよりも走りに関しては性能がアップすると思われます。

発売は2019年秋ごろ

8シリーズグランクーペの発売は2年後の2019年秋になると予想されています。もちろん、その前には8シリーズカブリオレもラインナップに加わりますので、順次期間を開けて発売される予定です。

問題はやはり価格でしょうか?7シリーズよりもプレミアム感が強いグレードなので1500万円前後の価格が予想され、完全にアストンマーチンやジャガー、ポルシェなどがライバルになることで、どこまでプレミアム感を出せるのか?が問題になります。

BMWのブランドではそれらのメーカーと競合するための施策が必要になります。車がいくら高性能であっても付加価値を感じてもらえないと売れない価格帯ですから、マーケティング的な面もしっかりプロモーションをしていくことになります。

私もBMWは好きですが、アストンマーチンも一度は乗ってみたい車ですから、仮に価格が同程度なら今のBMWのブランド力ではアストンマーチンの方に心が惹かれるというのが正直なところです。

どちらにしても、実車を見てみないと分かりませんけどね。

【引用・参照元】

BMW 8 Series Gran Coupe, codename G16, arriving in Fall 2019

The resurrected BMW 8 Series family will give us three models over the course of the next decade. The first one – 8 Series Coupe – was already unveiled in Concept form, and will be followed next summer by the production model – codename G15 – and late in the year by the G14 8 Series Convertible.